2021年バレーボール女子アフリカ選手権
2021年バレーボール女子アフリカ選手権 | |
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概要 | |
開催国 | ルワンダ |
期間 | 2021年9月12日 - 19日 |
チーム数 | 16 |
会場数 | 1 (2都市) |
優勝 | カメルーン (3回目) |
MVP | クリステル・チュジョン・ナナ |
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2021年バレーボール女子アフリカ選手権(2021ねんバレーボールじょしあふりかせんしゅけん)は、ルワンダで2021年に開催されるバレーボールアフリカ選手権の第23回女子大会である。上位2チームに2022年世界選手権出場権が与えられる[1]。
大会方式
[編集]予選ラウンドと最終ラウンドの二段階方式である[2]。
- 予選ラウンド
出場9チームがプールA-Bの2プールに4チーム、5チームで分かれ、各プールで1回戦総当たりを行う。各プール上位2チームが準決勝に進み、3-4位が5-8位決定戦に進出する。プール5位は最終順位9位となる。
- 最終ラウンド
予選ラウンド各プール上位2チームは準決勝に進出し優勝を争う。各プール3-4位のチームは5-8位決定戦に出場して順位を争う。(勝ち抜き戦で行い、それぞれの準決勝敗者同士の順位決定戦も行う。)
出場チーム
[編集]2021年8月7日時点で12チームのエントリーがあったが[3]、最終的には以下の9チームが出場となった[4]。
チーム | 2019年大会成績 | FIVBランキング (2021年9月1日[5]) |
備考 |
---|---|---|---|
ルワンダ | - | 99位 | 開催国 |
カメルーン | 優勝 | 26位 | |
ケニア | 準優勝 | 32位 | |
セネガル | 3位 | 41位 | |
モロッコ | 6位 | 63位 | |
チュニジア | - | 79位 | |
コンゴ民主共和国 | - | 90位 | |
ナイジェリア | - | 116位 | |
ブルンジ | - | 117位 |
組分け
[編集]2021年9月11日に行われたアフリカバレーボール連盟(CAVB)の会議での組分け抽選により、組分けは以下の通りとなった[6]。
プール | プールA | プールB |
---|---|---|
出場チーム | ルワンダ (99) セネガル (41) モロッコ (63) ナイジェリア (116) |
カメルーン (26) ケニア (32) ブルンジ (117) チュニジア (79) コンゴ民主共和国 (90) |
開催地・日程
[編集]2021年8月3日、ルワンダバレーボール協会(FRVB)より、女子が9月5日より開幕し男子が10日より開幕すると発表されたが[7]、8月17日、日程変更があり、男子が先の9月5日開幕となり女子は10日開幕になると発信された[8]。最終的には、9月12日に日程が発表され、9月12日より予選ラウンドが始まる日程として予選ラウンドが開始された[2]。
予選ラウンド
[編集]2021年9月12日に日程が発表された[2]。9月13日、男子大会のスケジュール変更に伴い、13日開催試合のうち1試合の試合時間が変更となり、14日開催予定であった3試合が全て15日開催に変更となった[10][11]。
9月16日、18:00より開始予定であった ルワンダ- セネガルの試合が延期になった。両チームが試合開始前のウォームアップを終えた後に延期が発表され、CAVBは「技術的な理由」と発表した[12]。現地メディアなどの報道によると、ルワンダは4人のブラジル出身の選手が当大会に出場していて、資格のない選手が出場しているのではないかと調査依頼が出たとのこと[12][13][14]。以降、ルワンダ以外の試合も行われず18日まで大会が中断される。
9月19日の午前1時半頃に、CAVBより準決勝以降の日程が発表され、予選ラウンドは中断前の状態で打ち切りとなり、 ルワンダは失格処分となった[15][16]。
準決勝進出 | |
準決勝進出 or 5-8位決定戦出場 | |
5-7位決定戦出場 | |
失格処分 |
プールA
[編集]試合 | Pts | セット | 得点 | |||||||
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順位 | チーム | 勝 | 敗 | 得 | 失 | セット率 | 得点 | 失点 | 得点率 | |
1 | モロッコ | 1 | 1 | 3 | 4 | 3 | 1.333 | 168 | 160 | 1.050 |
2 | ナイジェリア | 1 | 1 | 3 | 3 | 3 | 1.000 | 143 | 131 | 1.092 |
3 | セネガル | 0 | 2 | 0 | 0 | 6 | 0.000 | 109 | 150 | 0.727 |
4 | ルワンダ | 2 | 0 | 6 | 6 | 1 | 6.000 | 182 | 161 | 1.130 |
日程 | 開始 | 1set | 2set | 3set | 4set | 5set | 総得点 | R | |||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
9月12日 | 14:00 | ナイジェリア | 3–0 | セネガル | 25–16 | 25–18 | 25–22 | 75–56 | RESULT | ||
9月12日 | 18:00 | ルワンダ | 3–1 | モロッコ | 25–19 | 25–18 | 32–34 | 25–22 | 107–93 | RESULT | |
9月13日 | 18:00 | ナイジェリア | 0–3 | ルワンダ | 22–25 | 23–25 | 23–25 | 68–75 | RESULT | ||
9月15日 | 14:00 | セネガル | 0–3 | モロッコ | 23–25 | 17–25 | 13–25 | 53–75 | RESULT | ||
9月16日 | 18:00 | ルワンダ | – | セネガル | – | – | – | 0–0 | |||
9月17日 | 16:00 | モロッコ | – | ナイジェリア | – | – | – | 0–0 |
プールB
[編集]試合 | Pts | セット | 得点 | |||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
順位 | チーム | 勝 | 敗 | 得 | 失 | セット率 | 得点 | 失点 | 得点率 | |
1 | カメルーン | 3 | 0 | 9 | 9 | 0 | MAX | 225 | 153 | 1.471 |
2 | ケニア | 3 | 1 | 9 | 9 | 3 | 3.000 | 285 | 195 | 1.462 |
3 | チュニジア | 1 | 2 | 3 | 3 | 6 | 0.500 | 175 | 200 | 0.875 |
4 | コンゴ民主共和国 | 1 | 2 | 3 | 3 | 6 | 0.500 | 167 | 196 | 0.852 |
5 | ブルンジ | 0 | 3 | 0 | 0 | 9 | 0.000 | 117 | 225 | 0.520 |
日程 | 開始 | 1set | 2set | 3set | 4set | 5set | 総得点 | R | |||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
9月12日 | 12:00 | ブルンジ | 0–3 | コンゴ民主共和国 | 18–25 | 15–25 | 13–25 | 46–75 | RESULT | ||
9月12日 | 16:00 | カメルーン | 3–0 | ケニア | 25–20 | 25–21 | 25–19 | 75–60 | RESULT | ||
9月13日 | 10:00 | チュニジア | 0–3 | カメルーン | 15–25 | 18–25 | 17–25 | 50–75 | RESULT | ||
9月13日 | 12:00 | コンゴ民主共和国 | 0–3 | ケニア | 11–25 | 12–25 | 19–25 | 42–75 | RESULT | ||
9月15日 | 12:00 | カメルーン | 3–0 | ブルンジ | 25–15 | 25–14 | 25–14 | 75–43 | RESULT | ||
9月15日 | 16:00 | ケニア | 3–0 | チュニジア | 25–10 | 25–19 | 25–21 | 75–50 | RESULT | ||
9月16日 | 14:00 | ブルンジ | 0–3 | ケニア | 8–25 | 9–25 | 11–25 | 28–75 | RESULT | ||
9月16日 | 16:00 | コンゴ民主共和国 | 0–3 | チュニジア | 17–25 | 16–25 | 17–25 | 50–75 | RESULT | ||
9月17日 | 14:00 | カメルーン | – | コンゴ民主共和国 | – | – | – | 0–0 | |||
9月17日 | 18:00 | チュニジア | – | ブルンジ | – | – | – | 0–0 |
- 予選ラウンド打ち切りのため、9月17日の試合は中止となった。
最終ラウンド
[編集]2021年9月12日に日程が発表された(開始時刻は未定)[2]。しかし、予選ラウンド途中で大会が中断となり、再開となった9月19日に最終ラウンドの変更日程が発表され、19日に準決勝と決勝を行う事となった(準決勝進出4チームは1日2試合戦う)[16]。また、 セネガルが最終ラウンドを辞退した[16]。セネガルの5-7位決定戦は不戦敗扱い(0-25、0-25、0-25で敗戦の扱い)となる。
5-7位決定戦
[編集]- 会場:プチ・スタッド
5-7位決定戦準決勝 | 5位決定戦 | |||||
9月19日 | ||||||
チュニジア | 3 | |||||
9月19日 A3×B4 | ||||||
コンゴ民主共和国 | 0 | |||||
セネガル | 0 | |||||
コンゴ民主共和国 | 3 | |||||
5-7位決定戦準決勝
[編集]日程 | 開始 | 1set | 2set | 3set | 4set | 5set | 総得点 | R | |||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
9月19日 | 12:00 | セネガル | 0–3 | コンゴ民主共和国 | 0–25 | 0–25 | 0–25 | 0–75 |
5位決定戦
[編集]日程 | 開始 | 1set | 2set | 3set | 4set | 5set | 総得点 | R | |||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
9月19日 | 14:00 | チュニジア | 3–0 | コンゴ民主共和国 | 25–17 | 25–11 | 25–20 | 75–48 |
ファイナル
[編集]- 会場:キガリ・アリーナ
準決勝 | 決勝 | |||||
9月19日 A1×B2 | ||||||
モロッコ | 0 | |||||
9月19日 | ||||||
ケニア | 3 | |||||
ケニア | 1 | |||||
9月19日 B1×A2 | ||||||
カメルーン | 3 | |||||
カメルーン | 3 | |||||
ナイジェリア | 0 | |||||
3位決定戦 | ||||||
9月19日 | ||||||
モロッコ | 3 | |||||
ナイジェリア | 0 |
準決勝
[編集]日程 | 開始 | 1set | 2set | 3set | 4set | 5set | 総得点 | R | |||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
9月19日 | 10:00 | モロッコ | 0–3 | ケニア | 12–25 | 21–25 | 11–25 | 44–75 | RESULT | ||
9月19日 | 12:00 | カメルーン | 3–0 | ナイジェリア | 25–13 | 35–33 | 25–13 | 85–59 | RESULT |
3位決定戦
[編集]日程 | 開始 | 1set | 2set | 3set | 4set | 5set | 総得点 | R | |||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
9月19日 | 18:00 | モロッコ | 3–0 | ナイジェリア | 25–19 | 25–17 | 25–18 | 75–54 | RESULT |
決勝
[編集]日程 | 開始 | 1set | 2set | 3set | 4set | 5set | 総得点 | R | |||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
9月19日 | 20:00 | ケニア | 1–3 | カメルーン | 21–25 | 23–25 | 25–15 | 23–25 | 92–90 | RESULT |
最終順位
[編集]順位 | チーム |
---|---|
カメルーン | |
ケニア | |
モロッコ | |
4 | ナイジェリア |
5 | チュニジア |
6 | コンゴ民主共和国 |
7 | セネガル |
8 | ブルンジ |
9 | ルワンダ |
2022年世界選手権出場 |
表彰
[編集]決勝終了後、表彰式が行われ、表彰は以下の通りになった[17]。
賞 | 選手 | チーム |
---|---|---|
MVP | クリステル・チュジョン・ナナ | カメルーン |
ベストサーバー | レティシア・モマ・バソコ | カメルーン |
ベストブロッカー | グラディス・エカル・エマニマン | ケニア |
ベストセッター | アレクサンドラ・エアハート | モロッコ |
ベストアタッカー | シャロン・チェプチュンバ・キプロノ | ケニア |
ベストレシーバー | マーシー・モイム | ケニア |
ベストリベロ | ユースラ・スイジー | モロッコ |
関連項目
[編集]脚注
[編集]- ^ “Qualification System For FIVB Volleyball World Championships 2022 Revealed”. FIVB (2020年12月1日). 2021年9月4日閲覧。
- ^ a b c d “CAVBのツイート” (2021年9月12日). 2021年9月12日閲覧。
- ^ “FRVBのツイート” (2021年8月7日). 2021年9月7日閲覧。
- ^ “FRVBのツイート” (2021年9月11日). 2021年9月11日閲覧。
- ^ “FIVB Senior World Ranking - Women”. FIVB. 2021年9月2日時点のオリジナルよりアーカイブ。2021年9月1日閲覧。
- ^ “FRVBのツイート” (2021年9月11日). 2021年9月11日閲覧。
- ^ “FRVBのツイート” (2021年8月3日). 2021年9月7日閲覧。
- ^ “FRVBのツイート” (2021年8月17日). 2021年9月7日閲覧。
- ^ “FRVBのツイート” (2021年8月12日). 2021年9月7日閲覧。
- ^ a b “CAVBのツイート” (2021年9月13日). 2021年9月13日閲覧。
- ^ “FRVBのツイート” (2021年9月13日). 2021年9月15日閲覧。
- ^ a b “Volleyball: Umukino wagombaga guhuza u Rwanda na Senegal urasubitswe”. Kigali Today. (2021年9月16日) 2021年9月17日閲覧。
- ^ “Volleyball: Umukino w’u Rwanda na Senegal wasubitswe amakipe yombi amaze kwishyushya (Amafoto)”. IGIHE. (2021年9月16日) 2021年9月17日閲覧。
- ^ “CAVB W: Match between Rwanda and Senegal suspended! Kenya and Cameroon in the semis”. WorldofVolley. (2021年9月16日) 2021年9月17日閲覧。
- ^ “CAVBのツイート(予選ラウンド最終結果)” (2021年9月19日). 2021年9月19日閲覧。
- ^ a b c “CAVBのツイート(最終ラウンド組合せ)” (2021年9月19日). 2021年9月19日閲覧。
- ^ “CAVBのツイート” (2021年9月19日). 2021年9月20日閲覧。