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2016年リオデジャネイロオリンピックのトライアスロン競技

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
2016年リオデジャネイロオリンピック
トライアスロン競技
会場コパカバーナ要塞ポルトガル語版英語版
開催日8月18日 - 8月20日
参加選手数41か国 110人
« 20122020 »

2016年リオデジャネイロオリンピックトライアスロン競技(2016ねんリオデジャネイロオリンピックのトライアスロンきょうぎ)は、2016年8月18日20日に行われた。国際トライアスロン連合(ITU)管轄。

競技日程

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試合時間は現地時間(ブラジリア時間

種目 開催日 競技開始
男子 8月18日 11:00
女子 8月20日 11:00

出場枠

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大会は前回同様男女各55名ずつの計110名が参加。

ITUが決定する五輪出場枠は

  1. 2015年に開催される世界予選の上位選手の国・地域(1と重複しない)
  2. 2014年5月15日から2016年5月15日までの世界トライアスロンシリーズ、ITUトライアスロンワールドカップ、ITU大陸別選手権で算出されるポイントの50位までの選手の内ポイント(ITU Olympic Qualification List)上位39名(1~2と重複する選手は除く)の国・地域
  3. 開催国ブラジルから1名(ただし1~3で出場枠を確保した場合は対象外)
  4. 第三者委員会からの推薦2名まで
  5. 1~5で選出されていないITUポイント(または大陸別選手権、ITU Olympic Qualification List)各大陸最上位の国・地域(最大5)
  6. 1~6で55人に達しない場合はITU Olympic Qualification List上位から55人に達するまで国と地域を選出

の順に与えられ、上位8つの国・地域は最大3名、その他の国・地域最大2名までと定められている[1][2][3]

また、出場選手は

  • NOCごとの大陸別予選の最上位
  • NOCごとの2015年に開催される世界トライアスロンシリーズ、ITUトライアスロンワールドカップ、ITU大陸別選手権で算出されるポイントの最上位
  • ITU Olympic Qualification Listの上位140位以内
  • 2015年に開催される世界トライアスロンシリーズ、ITUトライアスロンワールドカップ、ITU大陸別選手権で算出されるポイント上位140位以内
  • ITUポイントの上位140位以内

のいずれかを満たす必要がある[2]

国別の出場枠、及び出場選手は2016年5月18日に国際トライアスロン連合より以下のとおり発表されている[4][5][6][7]

男子

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  • *: 大陸別選手権優勝枠
  • #: 2015年のランキング上位3名
  • +: 第三者委員会からの推薦
  • &: 大陸ごとのITUポイントによる出場枠
国・地域 出場枠 出場選手
アルゼンチン アルゼンチン 2 ルシアーノ・タコーネ
ゴンサロ・ラウル・テレチェア
オーストラリア オーストラリア 3 *[† 1] アーロン・ロイル
ライアン・ベイリー
ライアン・フィッシャー
オーストリア オーストリア 1 トーマス・シュプリンガー &
アゼルバイジャン アゼルバイジャン 1 ロスチスラフ・ペフツォフ
バルバドス バルバドス 1 ジェイソン・ウィルソン &
ベルギー ベルギー 2 マルテン・ファン・リエル
イェレ・ヘーンス
ブラジル ブラジル 1 ジオゴ・スクレビン
カナダ カナダ 2 タイラー・ミスローチャック
アンドリュー・ヨーク
中国 中国 1 白発全 &
コスタリカ コスタリカ 1 レオナルド・チャコン
デンマーク デンマーク 1 アンドレアス・シリング
スペイン スペイン 3 ハビエル・ゴメス #
マリオ・モーラ
フェルナンド・アラルサ
フランス フランス 3 ビンセント・ルイス #
ドリアン・コナン
ピエール・ルコー
イギリス イギリス 3 アリスター・ブラウンリー
ジョナサン・ブラウンリー
ゴードン・ベンソン *
ドイツ ドイツ 2→0 出場せず
ハンガリー ハンガリー 2 ガボール・ファルドゥム
タマーシュ・トート
アイルランド アイルランド 1 ブライアン・キーン
イスラエル イスラエル 1 ロン・ダーモン
イタリア イタリア 2 アレッサンドロ・ファビアン
ダビデ・ウセラリ
日本 日本 1 田山寛豪 *
ヨルダン ヨルダン 1 ローレンス・ファヌース +
メキシコ メキシコ 3 クリサント・グラハーレス *
イルビン・ペレス・ピネダ
ロドリゴ・ゴンザレス・ロペス
ノルウェー ノルウェー 1 クリスティアン・ブルンメンフェルト
ニュージーランド ニュージーランド 2 ライアン・シソンズ
トニー・ドッズ
ポルトガル ポルトガル 3 ジョアン・ホセ・ペレイラ
ジョアン・ペドロ・シルヴァ
ミゲル・アライオロス
プエルトリコ プエルトリコ 0→1 マヌエル・ウエルタ
南アフリカ 南アフリカ 2 リチャード・マレー #
ヘンリ・スクーマン *
ロシア ロシア 3 アレクサンドル・ブルカンコフ
ドミトリー・ポリャンスキー
イゴール・ポリャンスキー
スイス スイス 2 スベン・リーデラー
アンドレア・サルビスバーグ
スロバキア スロバキア 1 リカルド・バルガ
ウクライナ ウクライナ 0→1 イヴァン・イヴァノフ
アメリカ合衆国 アメリカ合衆国 3 ジョー・マロイ
グレゴリー・ビリントン
ベン・カヌーテ

女子

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  • *: 大陸別選手権優勝枠
  • #: 2015年のランキング上位3名
  • +: 第三者委員会からの推薦
  • &: 大陸ごとのITUポイントによる出場枠
国・地域 出場枠 出場選手
オーストラリア オーストラリア 3 エマ・モファット *
エリン・デンシャム
アシュリー・ジェントル
オーストリア オーストリア 2 サラー・ビリッチ
ユリア・ハウザー
ベルギー ベルギー 2 クレール・ミシェル
カトリン・ベルステュイフト
バミューダ バミューダ 1 フローラ・ダフィー
ブラジル ブラジル 1 パメラ・オリベイラ
カナダ カナダ 3 アメリ・クレッツ
カーステン・スイートランド
サラ=アン・ブロー
チリ チリ 1 バルバラ・リベロス・ディアス *
中国 中国 1 王蓮媛 &
チェコ チェコ 1 ベンドゥラ・フィントバ
エクアドル エクアドル 1 エリザベス・ブラボー &
スペイン スペイン 3 アイノア・ムルア
カロリナ・ルーチェ
ミリアム・カシージャス・ガルシア
エストニア エストニア 1 カイディ・キビオヤ &
フランス フランス 1→2 エミ・シャレイロン
カッサンドル・ボーグラン
イギリス イギリス 3 ノン・スタンフォード #
ビッキー・ホランド #
ヘレン・ジェンキンス
ドイツ ドイツ 3→2 ラウラ・リンデマン
アン・ハウク
(出場せず)
ハンガリー ハンガリー 2 マルジット・ベネク
ジョーフィア・コバーチ
アイルランド アイルランド 1 アイリーン・レイド
イタリア イタリア 2 シャルロッテ・ボニン
アナマリア・マゼッティ
日本 日本 3 上田藍 *
加藤友里恵
佐藤優香
メキシコ メキシコ 1→2 クラウディア・リーバス・ベガ
セシリア・ガブリエラ・ペレス・フローレス
モーリシャス モーリシャス 1 ファビエンヌ・セントルイス &
オランダ オランダ 2→1 レイチェル・クラマー
(出場せず)
ニュージーランド ニュージーランド 3→2 アンドレア・ヒューイット
ニッキー・サミュエルズ
(出場せず)
ポーランド ポーランド 1 アグニェシュカ・イェジック
南アフリカ 南アフリカ 2 マリ・レイビー *
ジリアン・サンダース
ロシア ロシア 2→3 アナスタシア・アブロシモワ
アレクサンドラ・ラザリョノヴァ
マリヤ・ショレツ
スロベニア スロベニア 1 マテヤ・シミッツ
スイス スイス 2 ニコラ・スピリグ
ヨランダ・アネン
スウェーデン スウェーデン 1 リサ・ノルデン
ウクライナ ウクライナ 1 ユリア・イリストラトーワ
アメリカ合衆国 アメリカ合衆国 3 グウェン・ジョーゲンセン #
サラ・トゥルー
ケイティー・ザフィアエス

競技結果

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種目
男子(詳細 イギリス アリスター・ブラウンリー英語版
イギリス (GBR)
1:45:01 イギリス ジョナサン・ブラウンリー英語版
イギリス (GBR)
1:45:07 南アフリカ ヘンリー・ショーマン英語版
南アフリカ (RSA)
1:45:43
女子(詳細 アメリカ合衆国 グウェン・ジョーゲンセン
アメリカ合衆国 (USA)
1:56:16 スイス ニコラ・スピリグ
スイス (SUI)
1:56:56 イギリス ビッキー・ホランド英語版
イギリス (GBR)
1:57:01

国・地域別のメダル獲得数

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国・地域
1 イギリス イギリス (GBR) 1 1 1 3
2 アメリカ合衆国 アメリカ合衆国 (USA) 1 0 0 1
3 スイス スイス (SUI) 0 1 0 1
4 南アフリカ 南アフリカ (RSA) 0 0 1 1
合計 2 2 2 6

出典

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  1. ^ Erin Greene (2016年5月18日). “ITU announces 2016 Olympic Games qualification system”. 2016年5月27日閲覧。
  2. ^ a b QUALIFICATION SYSTEM – GAMES OF THE XXXI OLYMPIAD – RIO 2016” (PDF). ITU (2013年12月15日). 2016年5月27日閲覧。
  3. ^ ITU Olympic Qualification List 2014-2016” (PDF). ITU (2013年12月15日). 2016年5月27日閲覧。
  4. ^ Erin Greene (2016年6月1日). “National Federations select athletes for Rio Olympics”. 2016年8月23日閲覧。
  5. ^ Rio 2016. Olympic qualification. NOCs simulation by 18/05/2016”. ITU (2016年5月18日). 2016年5月27日閲覧。
  6. ^ Rio 2016. Olympic male qualification. Simulation by 18/05/2016” (PDF). ITU (2016年5月18日). 2016年5月27日閲覧。
  7. ^ Rio 2016. Olympic female qualification. Simulation by 18/05/2016” (PDF). ITU (2016年5月18日). 2016年5月27日閲覧。

脚注

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  1. ^ オセアニア予選はマーセル・ウォーキントンが優勝したが出場選手として選出されていない。

外部リンク

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