2014年女子バスケットボール世界選手権日本代表
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2014年女子バスケットボール世界選手権日本代表(―じょし―にほんだいひょう)は、2014年女子バスケットボール世界選手権に出場したバスケットボール女子日本代表である。世界選手権出場は2大会連続12度目。
日本は世界選手権アジア予選を兼ねた前年のアジア選手権を43年ぶり優勝で終え、出場権を獲得[1]。
主将は前回に続き大神雄子(当時は無所属につき日本協会預かり)が務めた。
だが、アジア選手権でベスト5にも選ばれた吉田亜沙美をWリーグシーズン中の負傷で欠き[2]、当大会準優勝を果たすスペイン、前回準優勝チェコ、ブラジルの強豪ぞろいのグループで3連敗を喫し、1次ラウンド敗退で世界選手権を終えた[3]。
今大会は同時期に仁川アジア大会が開催されたが、そちらは若手主体のB代表を送った。
スタッフ
[編集]選手
[編集]No. | 氏名 | P | 身長/体重 | 生年月日 | 所属 | 備考 |
---|---|---|---|---|---|---|
4 | 大庭久美子 | SG | 169/59 | 1988/05/17 | デンソーアイリス | |
5 | 髙田真希 | PF | 183/78 | 1989/08/23 | デンソーアイリス | |
6 | 間宮佑圭 | C | 184/75 | 1990/04/03 | JX-ENEOSサンフラワーズ | |
7 | 山本千夏 | SG | 176/67 | 1991/08/12 | 富士通レッドウェーブ | |
8 | 宮元美智子 | SG | 175/60 | 1986/04/09 | 三菱電機コアラーズ | |
9 | 久手堅笑美 | PG | 165/61 | 1984/08/03 | トヨタ自動車アンテロープス | |
10 | 渡嘉敷来夢 | PF | 192/80 | 1991/06/11 | JX-ENEOSサンフラワーズ | |
11 | 栗原三佳 | SG | 176/67 | 1989/05/14 | トヨタ自動車アンテロープス | |
12 | 長岡萌映子 | SF | 182/73 | 1993/12/29 | 富士通レッドウェーブ | |
13 | 大神雄子 | PG | 170/61 | 1982/10/17 | 日本バスケットボール協会 | アテネ五輪日本代表 |
14 | 宮澤夕貴 | SF | 182/70 | 1993/06/02 | JX-ENEOSサンフラワーズ | |
15 | 王新朝喜 | C | 189/85 | 1987/12/16 | 三菱電機コアラーズ |
世界選手権の結果
[編集]→「2014年女子バスケットボール世界選手権」も参照
準々決勝に進出 | |
準々決勝進出チーム決定戦に進出 |
All times are local (UTC+3).[4]
グループA
[編集]チーム | 試合 | 勝 | 敗 | 得 | 失 | 得失差 | 勝点 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
スペイン | 3 | 3 | 0 | 224 | 149 | +75 | 6 |
チェコ | 3 | 2 | 1 | 182 | 179 | +3 | 5 |
ブラジル | 3 | 1 | 2 | 190 | 207 | −17 | 4 |
日本 | 3 | 0 | 3 | 163 | 224 | −61 | 3 |
9月27日
16:15 |
日本 | 50–74 | スペイン |
クォーター・スコア: 13–21, 15–21, 4–24, 18–8 | ||
Pts: 渡嘉敷 19 Rebs: 渡嘉敷, 王 7 Asts: 久手堅, 栗原 4 |
Pts: Lyttle 19 Rebs: Lyttle 12 Asts: Xargay 6 |
9月28日
16:15 |
チェコ | 71–57 | 日本 |
クォーター・スコア: 18–16, 15–22, 20–13, 18–6 | ||
Pts: Kulichová 19 Rebs: Kulichová 9 Asts: Veselá, Bartoňová 4 |
Pts: 宮元 16 Rebs: 髙田 7 Asts: 間宮 4 |
9月30日
14:00 |
ブラジル | 79–56 | 日本 |
クォーター・スコア: 22–11, 19–20, 19–14, 19–11 | ||
Pts: Teixeira 27 Rebs: de Souza 11 Asts: Pinto 6 |
Pts: 間宮 13 Rebs: 髙田 9 Asts: 久手堅 4 |
最終順位
[編集]2016年リオデジャネイロオリンピック出場権獲得 |
順位 | チーム | 順位 |
---|---|---|
アメリカ | 6–0 | |
スペイン | 5–1 | |
オーストラリア | 5–1 | |
4 | トルコ | 4–2 |
5 | カナダ | 4–3 |
6 | 中華人民共和国 | 3–4 |
7 | フランス | 4–3 |
8 | セルビア | 3–4 |
9 | チェコ | 2–2 |
10 | ベラルーシ | 2–2 |
11 | ブラジル | 1–3 |
12 | キューバ | 1–3 |
13 | 韓国 | 0–3 |
14 | 日本 | 0–3 |
15 | モザンビーク | 0–3 |
16 | アンゴラ | 0–3 |
脚注
[編集]- ^ “若き日本チームが43年ぶりのアジア制覇 女子バスケアジア選手権 総括&コメント”. スポーツナビ. (2013年11月5日)
- ^ “女子バスケ:大けがからの復帰、間近…日本のエース・吉田”. 毎日新聞. (2014年10月29日)
- ^ “日本3連敗で1次リーグ敗退 女子バスケ”. 日刊スポーツ. (2014年9月30日)
- ^ Schedule
出典
[編集]- 第17回FIBA女子バスケットボール世界選手権大会 日本バスケットボール協会