2014年ウクライナ大統領選挙
表示
| |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
2014年ウクライナ内戦により投票が実施されていない選挙区
クリミア併合により選挙が実施されていない選挙区
| |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
|
2014年ウクライナ大統領選挙(2014年ウクライナだいとうりょうせんきょ、英語: Ukrainian presidential election, 2014)は、2014年5月25日にウクライナで行われた大統領選挙である。今回の大統領選挙は、元々は2015年3月29日に行われる予定であったが、2014年ウクライナ騒乱により親露派ヴィクトル・ヤヌコーヴィチ政権が崩壊したため、前倒しで行われることとなった。決選投票を待たずして、親欧米派でウクライナ南部・クリミア半島の編入を認めない元外相のペトロ・ポロシェンコが大統領が過半数の票を得て当選した[2][3][4]。2位も親欧米派のティモシェンコ元首相で約13%、ロシア寄りのチギプコ元副首相(54)は約5%で5位にとどまった。親露派武装勢力が投票所を襲撃し、国外からの選挙監視員や記者団が泊まるホテルを占拠や投票所に火炎瓶が投げ込まれる事件が発生した。そのため、東部ドネツク、ルガンスク両州では投票所が34選挙区域のうち9つの選挙区域にとどまり、ロシアが実効支配下に置いたクリミア半島では投票所が設置出来なかった[5]。
候補者
[編集]23人が立候補した。
- ペトロ・ポロシェンコ:
- ユーリヤ・ティモシェンコ:
- ユーリー・ボイコ:
- オレーフ・チャフニボーク:
- ミクハイル・ドブキン(英語版)
他
関連項目
[編集]脚注
[編集]- ^ a b c d e f g h i j “Poroshenko wins presidential election with 54.7% of vote - CEC”. ラジオ・ウクライナ・インターナショナル (2014年5月29日). 2014年5月29日時点のオリジナルよりアーカイブ。2019年3月28日閲覧。
Results election of Ukrainian president, Телеграф (2014年5月29日) - ^ “ウクライナ大統領選 親欧米派の元外相、勝利宣言(写真=AP)”. 日本経済新聞 (2014年5月26日). 2022年3月21日閲覧。 “ポロシェンコ氏は欧州連合(EU)統合路線の推進を表明する一方、ロシアとの関係について「重要な隣国でありロシアなしに地域の安全保障は語れない」と述べた。ロシアが一方的に決めたウクライナ南部・クリミア半島の編入は一切認めないと明言した。”
- ^ Poroshenko Declares Victory in Ukraine Presidential Election, The Wall Street Journal (25 May 2014)
- ^ 親欧米派のポロシェンコ氏が当選 産経新聞 2014年5月27日
- ^ “ウクライナ大統領選、親ロ派妨害に憤りの声も(写真=共同)”. 日本経済新聞 (2014年5月25日). 2022年3月21日閲覧。