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2013 LA2

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
2013 LA2
分類 小惑星
軌道の種類 ケンタウルス族[1]
ダモクレス族[2]
逆行小惑星
木星横断小惑星
土星横断小惑星
発見
発見日 2013年6月1日[3]
発見者 パンスターズ[3]
発見方法 自動検出
軌道要素と性質
元期:TDB 2456449.5 (2013年6月6.0日)[1]
軌道長半径 (a) 7.5 ± 0.3 AU[1]
近日点距離 (q) 3.049 ± 0.004 AU[1]
遠日点距離 (Q) 12.0 ± 0.4 AU[1]
離心率 (e) 0.59 ± 0.01[1]
公転周期 (P) 7519 ± 401 日
(20.59 ± 1.10 年)[1]
軌道傾斜角 (i) 175.19 ± 0.01 度[1]
近日点引数 (ω) 326.1 ± 0.3 度[1]
昇交点黄経 (Ω) 240.99 ± 0.01 度[1]
平均近点角 (M) 006.7 ± 0.4 度[1]
EMoid 2.03354 AU[1]
前回近日点通過 JED 2456310 ± 2
(2013年1月17日)[1]
次回近日点通過 2032年から2034年頃
物理的性質
直径 1.8 km[2]
絶対等級 (H) 16.9[1]
他のカタログでの名称
K13L02A[3]
2013 LA2[1][2]
Template (ノート 解説) ■Project

2013 LA2 とは、ケンタウルス族[1]またはダモクレス族[2]に属する逆行小惑星の1つ。2014年時点で、最も軌道傾斜角の大きな小惑星である。

軌道の性質

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2013 LA2 の軌道傾斜角は175.2度もあり[1]、全ての小惑星の中で最も大きな値である。逆に太陽の赤道面から見ると4.8度と、ほとんど傾いていないと見なせる。したがって、2013 LA2 は最も逆行らしい公転運動をしている逆行小惑星である。

2013 LA2 の公転軌道の軌道離心率は0.6と比較的大きな値を持つ楕円軌道であり、近日点木星軌道と小惑星帯の間の3.05AU遠日点土星軌道よりやや外側の12AUに置く。2013 LA2 はこの軌道を19.5年から21.7年周期で公転していると推定されている。2013年1月16日から18日に近日点に達したと推定されており、2032年から2034年頃に再び近日点に戻ってくる[1]

2013 LA2 は木星に接近する事がある。2011年5月31日4時32分(±1日18時間57分)には、木星から最短で4600万km、最長でも1億0100万kmまで接近したと推定されている。また、2015年9月4日11時47分(±15時間21分)には、木星から最短で1億7900億km、最長で2億4400万kmまで接近する[1]

物理的性質

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2013 LA2絶対等級は16.9であり[1]、直径はわずか1.8kmの微小な天体であると推定されている[2]

出典

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関連項目

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  • (255447) 2005 YN24 - 最も軌道傾斜角の値が小さな小惑星。
  • 2005 SB223 - 最も軌道傾斜角の値が90度に近い小惑星。