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2007年FIBA男子アジア選手権 |
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第24回バスケットボール男子アジア選手権 |
概要 |
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開催国 |
Japan |
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期間 |
7月28日から8月5日 |
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参加チーム |
16 (44連盟) |
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会場 |
2会場 (1都市) |
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優勝 |
イラン (1回目) |
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MVP |
ハメッド・ハッダディ |
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リーダーズ |
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公式ウェブサイト |
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2007年FIBAアジア男子バスケットボール選手権(2007ねんFIBAアジアだんしバスケットボールせんしゅけん、The 24th FIBA Asia Championship for Men)は、日本の徳島県徳島市の徳島県立産業観光交流センター・徳島市立体育館で開催された第24回バスケットボール男子アジア選手権大会。2007年7月28日から8月5日までの日程で開催された。日本開催は1999年の福岡大会以来8年ぶり5回目。大会マスコットには開催地徳島県のキャラクターであるすだちくんが使われた。
開催国の日本バスケットボール協会では執行部と一部評議員の対立が長引き前年度予算を組めない状態が続いたため開催が危ぶまれたが、理事会の決定で大会暫定予算を執行し、開催へ導くことになった。
イランが初優勝を果たし、北京オリンピック出場権を獲得した。2位のレバノンと3位の韓国は世界最終予選に進んだ。
日本は32年ぶりオリンピック出場も期待されたが、この大会での五輪出場決定を逃すばかりか、アジア選手権史上最低の8位(当時)に終わった。
また、前回優勝の中国は既に開催国として五輪出場が決まっているのに加え、同時期のスタンコビッチ・コンチネンタル・チャンピオンズカップ出場のため若手主体で出場したこともあり、2次ラウンド上位グループ進出を果たせず4連覇で途切れ、こちらも史上最低の10位に終わった。
タイのラーチャブリー県で東南アジアバスケットボール選手権を兼ねて開催。
中央アジアバスケットボール選手権を兼ねてコロンボで開催。
- 決勝
東アジア予選には 中華台北と 香港の2チームしかエントリーしていなかったため自動的に出場権を獲得した。
西アジア予選には シリアと ヨルダンの2チームしかエントリーしていなかったため自動的に出場権を獲得した。
湾岸バスケットボール選手権として開催。シード権により出場が決まっているカタールを除く2チームが出場権を得た。 イエメンは棄権。
Team
|
勝点
|
勝
|
負
|
カタール |
5 |
5 |
0 |
386 |
264 |
+122 |
10
|
サウジアラビア |
5 |
4 |
1 |
345 |
289 |
+56 |
9
|
アラブ首長国連邦 |
5 |
3 |
2 |
351 |
298 |
+53 |
8
|
バーレーン |
5 |
2 |
3 |
323 |
348 |
−25 |
7
|
クウェート |
5 |
1 |
4 |
325 |
355 |
−30 |
6
|
オマーン |
5 |
0 |
5 |
194 |
370 |
−176 |
5
|
前回上位5か国と各地区予選を勝ち抜いた10か国に開催国日本を加えた16か国が出場。
本来、出場枠はFIBAアジアスタンコビッチカップの結果によって決まっていたが、中止となったため、前回優勝国を除く上位4か国に出場枠が与えられた。(前回5位は開催国日本のためイランが繰り上げ)
Team
|
勝点
|
試合数
|
勝
|
負
|
韓国
|
6 |
3 |
3 |
0
|
中華台北
|
5 |
3 |
2 |
1
|
香港
|
4 |
3 |
1 |
2
|
シリア
|
3 |
3 |
0 |
3
|
1次ラウンド上位各2か国計8か国がグループI・IIに、下位各2か国計8か国はグループIII・IVに振り分けられる。31日・2日のIVと1日のIIIは徳島市立体育館、他はすべてアスティとくしまで開催。
Team
|
勝点
|
試合数
|
勝
|
負
|
対戦でのタイブレーク
|
カザフスタン
|
5 |
3 |
2 |
1 |
1勝
|
韓国
|
5 |
3 |
2 |
1 |
1敗
|
日本
|
4 |
3 |
1 |
2 |
1勝
|
ヨルダン
|
4 |
3 |
1 |
2 |
1敗
|
グループI・II上位各2か国計4か国が進出。
グループI・II下位各2か国計4か国が回る。
グループIII・IVの各順位ごとに組み合わせが決まる。
- FIBA主催試合放映権を持つJ SPORTSにて日本戦全試合を中心に決勝戦まで生中継。日本戦は同日録画も行う。
- BSフジでも日本戦を主に同日録画で放送。