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ズヂツェ - プロチヴィーン線

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
200号線 (チェコ)から転送)
チェコ国鉄
路線番号200
路線総延長102 km
軌間1435 mm

ズヂツェ - プロチヴィーン線(チェコ語;Železničná trať Zdice – Protivín)は、チェコ国鉄の鉄道線の名称である。路線番号は200

1875年、ラコヴニーク・プロチヴィーン鉄道によって開業した。2018,19年度は、プロチヴィーン - ピーセク間のみ190号線の支線として扱われていた。

運行形態

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特急「リフリーク(R)」

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下記2系統に分かれる。

  • R26系統: プラハ~ズヂツェ~プロチヴィーン~チェスケー・ブヂェヨヴィツェ  ※アリヴァ列車による運行
    定期列車。一日5往復、ピーセク以南は6往復が運行されている。ズヂツェ以北は170号線に、プロチヴィーン以南は190号線に直通する。
    2019年以前は、チェコ鉄道による運行で、「オタヴァ」号の愛称がつけられていた。2020年以前は、一日4往復(週2日に限り5往復)、ピーセク以南は6往復(金曜日のみ7往復)の運行であった。
  • 過去の運行系統
    • ブラテンスキー・モトラーチェク号: プラハ - ズヂツェ - ブルジェズニツェ - ブラトナー 【年7日運行】
      2017年以前は、「ポシュマヴスキー・リフリーク」号として運行していた。夏季に、土曜日のヴォラリ行と日曜日のプラハ行のみ、週1往復の運行であった。ズヂツェ以北は170号線に、ブルジェズニツェ以南は203号線に直通していた。途中、ズヂツェとロホヴィツェを通過していた。
      2018,19年は春季中心に年7日、一日1往復の運行となった。
      2020年以降休止。
    • ピーセク町 - ピーセク - プロチヴィーン - チェスケー・ブヂェヨヴィツェ
      平日のみ、一日2.5往復が運行していた。途中、ヘルジマニを通過していた。ピーセク以北は201号線に、プロチヴィーン以南は190号線に直通していた。
      2019年末に運行休止。

快速「スピェシニー(Sp)」

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  • ツィクロブルディ号: プラハ - ズヂツェ - ブルジェズニツェ - ブラトナー 【春・夏の土曜・休日運行】  ※チェコ鉄道による運行
    夏季の休日のみ、一日1往復の運行。ブルジェズニツェ以南は203号線に直通する。停車駅は特急とほぼ同じだが、プルジーブラム団地とミリーンにも停車する。
    2017年以前は、旧型客車を用いた「オタフスキー・モトラーチェク」号が、ベロウン - ズヂツェ - ピーセク - ピーセク町間に、夏季の日曜日のみ週1往復運行していた。ズヂツェ以北は170号線に、ピーセク以南は201号線に直通していた。停車駅は特急とほぼ同じだが、ミロヴィツェは通過していた。2021年より、プルジーブラム団地に停車を開始した。
  • チェスケー・ブヂェヨヴィツェ - プロチヴィーン - ピーセク  ※チェコ鉄道による運行
    平日は2時間間隔で、休日は一日1.5往復のみ運行する。プロチヴィーン以南は190号線に直通する。
    過去の運行形態
    2019年以前は普通列車として運行していて、平日にブヂェヨヴィツェ行のみ片道1本、休日に一日1往復の運行であった。ヘルジマニにも停車していた。
    2019年末に平日2時間間隔・休日1.5往復に増発された。また、ヘルジマニは通過となった。
    2020年末に、快速に格上げされた。また、午後のピーセク行1本に限り、プロチヴィーンとプチム通過となった。
    2023年度に、全てプロチヴィーンとプチム停車となった。

普通

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  • プロチヴィーン - ブルジェズニツェ  ※チェコ鉄道による運行
    2時間に1本の運行。ブルジェズニツェでベロウン方面の列車と接続する。平日の半数はピーセク以北の運行で、ピーセクで快速と接続するダイヤとなっている。プロチヴィーンへの直通列車は、プロチヴィーンで190号線のブルノ方面特急、ストラコニツェ方面普通と接続する。
    2019年以前は、下記のブルジェズニツェ以北の列車と一体の運用で、ベロウンまで運行していた。2023年度以前は、ほとんどの列車がプロチヴィーン発着であった。
  • ブラトナー - ブルジェズニツェ - ズヂツェ - ベロウン  ※チェコ鉄道による運行
    2時間に1本の運行。ブルジェズニツェ以南は203号線に、ズヂツェ以北は170号線に直通する。ブルジェズニツェでプロチヴィーン方面の列車と接続する。
    2019年以前は、上記のブルジェズニツェ以南の列車と一体の運用で、203号線と直通せず、プロチヴィーンまで運行していた。
  • 過去の運行系統
    • ターボル→ピーセク→プロチヴィーン
      平日のみ、片道1本運行していた。ピーセク以北は201号線から直通していた。
      2019年末に運行休止。
    • ティーン - プロチヴィーン - ピーセク - ピーセク町 【夏季の年5日運行】 ※KPTレール社による運行
      年5日(土曜日)、一日2往復が運行していた。プロチヴィーン以南は190号線に、ピーセク以北は201号線に直通していた。途中、ヘルジマニを通過していた。
      2020年に限り運行していた。

駅一覧

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以下では、チェコ国鉄200号線の駅と営業キロ、停車列車、接続路線などを一覧表で示す。

  • 種別
    • R:特急
    • Sp:快速
    • Os:普通
  • 停車駅
    • 印:全列車停車
    • 印:大部分停車、一部通過
    • |印:全列車通過
路線名 駅名 駅間営業キロ 累計営業キロ R Sp Os 接続路線 所在地
200 プロチヴィーン駅 - 0.0 190号線(ブルノ方面、プルゼニ方面) 南ボヘミア州 ピーセク郡
ヘルジマニ駅 5.9 5.9  
プチム駅 2.6 8.5 201号線(ストラコニツェ方面)
ピーセク駅 4.0 12.5 201号線(ターボル方面)
ピーセク停留所 2.0 14.5    
ピーセク・ドベシツェ駅 2.6 17.1    
チジョヴァー駅 3.4 20.5    
ヴラージ・ウ・ピースク駅 6.8 27.3    
ドルニー・オストロヴェツ駅 3.3 30.6    
スメタノヴァ・ルホタ駅 4.6 35.2    
チメリツェ駅 3.0 38.2    
ホルニー・ネレスツェ駅 4.2 42.4    
ミロヴィツェ駅 2.8 45.2    
ミスリーン駅 2.5 47.7    
ドブラー・ヴォダ・ウ・ブルジェズニツェ駅 3.9 51.6     中央ボヘミア州 プシーブラム郡
ブルジェズニツェ駅 2.9 54.5 203号線(ブラトナー方面)、204号線(ロジミタール方面)
トホヴィツェ駅 5.2 59.7  
トホヴィツェ停留所(*1) 1.3 61.0  
オストロフ・ウ・トホヴィツ駅 2.3 63.3  
ミリーン駅 2.9 66.2  
プルジーブラム団地駅(*2) 5.7 71.9  
プルジーブラム駅 1.8 73.7  
ブラトコヴィツェ駅 6.1 79.8  
インツェ駅 5.8 85.6  
レイコヴィツェ駅 3.6 89.2  
ロホヴィツェ駅 4.6 93.8 172号線(ザドニー・トルジェバニ方面) ベロウン郡
リボミシル駅 3.6 97.4  
ズヂツェ駅 4.5 101.9 170号線(プラハ方面、プルゼニ方面)

(*1) 2019年12月開業。 (*2) 2020年10月1日開業[1]

脚注・出典

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