1991-92シーズンのシカゴ・ブルズ

1991-92シーズンは、シカゴ・ブルズ設立から26年目のシーズン^[1]。1991年のNBAファイナル（英語版）ではロサンゼルス・レイカーズを4勝1敗で破り、フランチャイズ史上初のNBAチャンピオンを獲得した。このシーズンのブルズは史上最高のチームの1つとして数えられている。シーズン開始してから早くもブルズはデニス・ホプソン（英語版）をサクラメント・キングスにトレードした。開幕3試合は1勝2敗でシーズンをスタートしたがその後、14連勝を記録した。1月にも13連勝を記録し、シーズン半ばには37勝5敗と好成績を記録。最終的にブルズはセントラル・ディビジョンで1位に終わり、67勝15敗でリーグ1位の最高成績を記録した。このシーズンでマイケル・ジョーダンは2度目のMVPを獲得し、6年連続、6回目の得点王になった。またスコッティ・ピッペンとともに1992年のNBAオールスターゲーム（英語版）に選出された。

プレーオフ1回戦では、ブルズがマイアミ・ヒートを3連勝で下し、準決勝ではニューヨーク・ニックスを4勝3敗で破った。イースタン・カンファレンスファイナルでは、クリーブランド・キャバリアーズを4勝2敗で破り、2度目のNBAファイナルに出場を果たした。NBAファイナルでは、ポートランド・トレイルブレイザーズを4勝2敗で破り、NBAチャンピオンを獲得した^[2]。

ドラフト選考

→詳細は「1991年のNBAドラフト」を参照

巡目	指名順	選手	ポジション	国籍	出身校など
1	26	マーク・ランドール（英語版）	PF	アメリカ合衆国	カンザス大学

ポジション	背番号	名前	身長	体重	出身

(1) シカゴ・ブルズ vs. (8) マイアミ・ヒート: 3対0でブルズの勝利

Last Playoff Meeting: プレーオフ初対戦

(1) シカゴ・ブルズ vs. (4) ニューヨーク・ニックス: 4対3でブルズの勝利

Game 1 @ シカゴ・スタジアム, シカゴ (5月3日): ニューヨーク 94, シカゴ 89
Game 2 @ シカゴ・スタジアム, シカゴ (5月7日): シカゴ 86, ニューヨーク 78
Game 3 @ マディソン・スクエア・ガーデン, ニューヨーク (5月9日): シカゴ 94, ニューヨーク 86
Game 4 @ マディソン・スクエア・ガーデン, ニューヨーク (5月10日): ニューヨーク 93, シカゴ 86
Game 5 @ シカゴ・スタジアム, シカゴ (5月12日): シカゴ 96, ニューヨーク 88
Game 6 @ マディソン・スクエア・ガーデン, ニューヨーク (5月14日): ニューヨーク 100, シカゴ 86
Game 7 @ シカゴ・スタジアム, シカゴ (5月17日): シカゴ 110, ニューヨーク 81

Last Playoff Meeting: 1991 Eastern Conference First Round (ブルズ 3勝0敗)

(1) シカゴ・ブルズ vs. (3) クリーブランド・キャバリアーズ: 4対2でブルズの勝利

Game 1 @ シカゴ・スタジアム, シカゴ (5月19日): シカゴ 103, クリーブランド 89
Game 2 @ シカゴ・スタジアム, シカゴ (5月21日): クリーブランド 107, シカゴ 81
Game 3 @ リッチフィールド・コロシアム（英語版）, リッチフィールド (5月23日): シカゴ 105, クリーブランド 96
Game 4 @ リッチフィールド・コロシアム, リッチフィールド (5月25日): クリーブランド 99, シカゴ 85
Game 5 @ シカゴ・スタジアム, シカゴ (5月27日): シカゴ 112, クリーブランド 89
Game 6 @ リッチフィールド・コロシアム, リッチフィールド (5月29日): シカゴ 99, クリーブランド 94

Last Playoff Meeting: 1989 Eastern Conference First Round (ブルズ3勝2敗)

(E1) シカゴ・ブルズ vs. (W1) ポートランド・トレイルブレイザーズ: 4対2でブルズの勝利

Game 1 @ シカゴ・スタジアム, シカゴ (6月3日): シカゴ 122, ポートランド 89
Game 2 @ シカゴ・スタジアム, シカゴ (6月5日): ポートランド 115, シカゴ 104 (OT)
Game 3 @ メモリアル・コロシアム, ポートランド (6月7日): シカゴ 94, ポートランド 84
Game 4 @ メモリアル・コロシアム, ポートランド (6月10日): ポートランド 93, シカゴ 88
Game 5 @ メモリアル・コロシアム, ポートランド (6月12日): シカゴ 119, ポートランド 106
Game 6 @ シカゴ・スタジアム, シカゴ (6月14日): シカゴ 97, ポートランド 93

Last Playoff Meeting: 1977年のプレイオフ (ブレイザーズ2勝1敗)

Player	GP	MPG	FG%	3P%	FT%	RPG	APG	SPG	BPG	PPG
B.J.アームストロング	22	19.7	.453	.294	.789	1.1	2.1	.64	.00	7.3
ビル・カートライト	22	27.8	.474	.000	.419	4.5	1.7	.50	.18	5.6
ホーレス・グラント	22	38.9	.541	.000	.671	8.8	3.0	1.09	1.77	11.3
ボブ・ハンセン	9	7.7	.409	.500	.333	1.0	1.1	.11	.00	2.4
クレイグ・ホッジス	17	8.1	.390	.450	.500	.2	.3	.29	.00	2.5
マイケル・ジョーダン	22	41.8	.499	.386	.857	6.2	5.8	2.00	.73	34.5
ステイシー・キング	14	7.9	.450	1.000	.652	1.4	.4	.36	.14	3.8
クリフ・リビングストン	22	8.7	.439	.000	.500	1.9	.4	.18	.27	2.9
ジョン・パクソン	22	27.2	.525	.444	.842	1.0	2.8	.64	.05	7.9
ウィル・パデュー	18	8.7	.486	.000	.450	2.2	.5	.17	.56	2.5
スコッティ・ピッペン	22	40.9	.468	.250	.761	8.8	6.7	1.86	1.14	19.5
スコット・ウィリアムズ	22	14.6	.486	.000	.714	4.3	.3	.27	.82	4.0