.ac (セカンドレベルドメイン)
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.ac(academiaの略)は、大学や研究機関を指すセカンドレベルドメインである[1]。日本を指す国別コードトップレベルドメインの.jpやイギリスを指す.ukを後置させ、ac.jp、ac.ukなどのように使われる。
ただし、すべての国でこのセカンドレベルドメインが使われているわけではなく、オーストラリアやマレーシアでは、.eduが使われている。また、研究機関に与えられるセカンドレベルドメインが管理されていない国も存在する。フランス、ドイツ、スイスでは、研究機関各々が独自のセカンドレベルドメインを有している。そのため、パリ大学はsorbonne.fr、ルツェルン応用科学芸術大学はhslu.ch、ミュンヘン工科大学はtum.deのドメイン名をそれぞれで持っている。
.eduと.acのセカンドレベルドメインが共存している国もある。中国では、2006年、研究機関では.ac.cnを、教育機関では.edu.cnを適用させると広報された[2]。日本では、「児童、生徒などの教育・育成を行う組織」を対象とした.edというセカンドレベルドメインが用意されている[3]。
脚注
[編集]- ^ David Gray; Colin Griffin, Tony Nasta (2000). Training to Teach in Further and Adult Education. Nelson Thornes. p. 144. ISBN 978-0-7487-3366-8
- ^ China adds top-level domain names, People's Daily Online, 28 February 2006. Retrieved 24 November 2011.
- ^ 「EDドメイン名の新設について」。JPNIC、1998年9月1日。2007年10月27日閲覧。
関連項目
[編集]- .co (セカンドレベルドメイン)
- .edu - 高等教育より前の、初等・中等教育を行うアメリカ合衆国の認定機関に付与されるトップレベルドメイン。
- .ac - アセンション島に付与された国別コードトップレベルドメインではあるが、教育機関がこれを取得することがある。