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.357SIG弾

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
.357 SIG
.357 SIG 実包
種類 拳銃用
原開発国 スイスの旗 スイス
アメリカ合衆国の旗 アメリカ
製造の歴史
設計者 シグ/Federal Cartridge Co.
設計時期 1994年
生産期間 1994年から現在
特徴
元モデル .40S&W弾
薬莢形状 リムレス、ボトルネック
弾丸 9.02 mm (0.355 in)
首径 9.68 mm (0.381 in)
肩径 10.77 mm (0.424 in)
底面径 10.77 mm (0.424 in)
リム径 10.77 mm (0.424 in)
リム厚 1.40 mm (0.055 in)
薬莢長 21.97 mm (0.865 in)
全長 28.96 mm (1.140 in)
薬莢容量 1.27 cm3 (19.6 gr H2O)
ライフリング 406 mm (1 in 16 in)
雷管のタイプ 小型拳銃
最大圧 275.8 MPa (40,000 psi)
弾丸性能
弾頭重量/種類 初速 エネルギー
60 gr (4 g) Special Application Ammunition 2,410 ft/s (730 m/s) 774 ft⋅lbf (1,049 J)
115 gr (7 g) Bonded defense JHP 1,550 ft/s (470 m/s) 614 ft⋅lbf (832 J)
125 gr (8 g) FMJ-FP Match and Bonded defense JHP 1,450 ft/s (440 m/s) 584 ft⋅lbf (792 J)
147 gr (10 g) Bonded defense JHP 1,250 ft/s (380 m/s) 510 ft⋅lbf (690 J)
147 gr (10 g) FMJ-FP 1,255 ft/s (383 m/s) 514 ft⋅lbf (697 J)
算出時の銃砲身の長さ: 4 in (102 mm) rifled barrel.
出典: DoubleTap Ammunition, RBCD Special Application Ammunition, C.I.P.[1]

.357SIG弾(9×21mm SIG)は、SIG社(現:SIG Group AG社)が開発した拳銃用の銃弾実包)の一種。主に民間で使用されている。

開発の経緯

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左から:357SIG弾、10mm オート弾40S&W弾

リボルバー用の.357マグナム弾同様のポテンシャルオートマチックで発揮させることを目標に、.40S&W弾をネックダウンさせる形で製作された。.357マグナム弾と一番異なるのは全長で、グリップを短くしたいオートマチック拳銃のため、ピストル用実包としては珍しいボトルネックケースを使用している。

公的機関においてはシークレットサービスのほか、連邦航空保安局などに採用されているが、アメリカの警察機構では.40S&Wに押されている。そのせいもあり、民間市場においてもマイナーで高価である。

薬莢の材質とデザイン

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前出のように、.40S&Wの薬莢に.357の弾頭を取り付ける形のため、ボトルネック形状を採用しているのが大きな特徴。それ以外では真鍮製の薬莢であり、特に変わった点は無い。

脚注

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  1. ^ C.I.P. decisions, texts and tables - free current C.I.P. CD-ROM version download (ZIP and RAR format)”. 2009年6月6日時点のオリジナルよりアーカイブ。2008年10月17日閲覧。

関連項目

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