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(55636) 2002 TX300

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
(55636) 2002 TX300
2002 TX300の軌道。青が2002 TX300、 赤が惑星(一番外側の赤は海王星)、 黒が太陽。
2002 TX300の軌道。青が2002 TX300、
赤が惑星(一番外側の赤は海王星)、
黒が太陽。
仮符号・別名 2002 TX300
分類 太陽系外縁天体
軌道の種類 エッジワース・
カイパーベルト

ハウメア族?
キュビワノ族
発見
発見日 2002年10月15日
発見者 NEAT
軌道要素と性質
元期:2010年7月23日 (JD 2,455,400.5)
軌道長半径 (a) 43.504 AU
近日点距離 (q) 38.031 AU
遠日点距離 (Q) 48.978 AU
離心率 (e) 0.126
公転周期 (P) 286.95
平均軌道速度 ~4.5 km/s
軌道傾斜角 (i) 25.83
近日点引数 (ω) 342.60 度
昇交点黄経 (Ω) 324.48 度
平均近点角 (M) 63.14 度
前回近日点通過 1960年頃
次回近日点通過 2247年頃
物理的性質
直径 530 - 709 km
質量 (1.6 – 3.7)? ×1020 kg
平均密度 2.0? g/cm3
表面重力 0.15 – 0.20? m/s2
脱出速度 0.28 – 0.37? km/s
自転周期 8.12 時間
絶対等級 (H) 3.1934
アルベド(反射能) 0.19 以上
表面温度 ~41 K
Template (ノート 解説) ■Project

(55636) 2002 TX300 は、将来的に準惑星冥王星型天体)に分類される可能性がある太陽系外縁天体の一つ。2002年10月15日アメリカ航空宇宙局 (NASA) の地球近傍小惑星追跡プログラム (NEAT) によって発見された。

概要

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直径は900km以下で、軌道長半径が約43AUの軌道を回っており、軌道傾斜角が25.9度と大きく傾いている。キュビワノ族に分類されるが、その中でもハウメアと同一の"collisional family"だと考えられている。現在発見されている太陽系の天体のうちでアルベドが最も高い[1]

出典

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  1. ^ http://www.williams.edu/admin/news/releases/1974/

関連項目

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外部リンク

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前の小惑星
(55635) 2002 TK284
小惑星
(55636) 2002 TX300
次の小惑星
(55637) 2002 UX25