#ババババンビのババババースデー〜ずっこけ0周年記念〜
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日付 | 2020年3月27日 |
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時刻 | 17:30(開場) 18:00(開演)[1] |
会場 | Veats Shibuya |
場所 | 日本・東京都渋谷区宇田川町 |
種別 | コンサート |
主催者 | 株式会社PINOKO[1] |
結果 | 新型コロナウイルス感染症流行の影響により中止 |
入場予定者数 | 600人[2] |
出演者 | #ババババンビ かみやど 放課後プリンセス 夢みるアドレセンス まねきケチャ 桃月なしこ(MC) バンビーノ(MC) |
#ババババンビのババババースデー〜ずっこけ0周年記念〜(ババババンビ[注 1]のババババースデー ずっこけれいしゅうねんきねん)は、2020年(令和2年)3月27日に東京都渋谷区のライブハウス・Veats Shibuya(ビーツ・シブヤ)で開催される予定だった、女性アイドルグループ・#ババババンビによるライブ・イベントである。このイベントは新型コロナウイルス感染症流行の影響で開催中止となり[1]、代替となる無観客でのオンラインによる生配信ライブ[注 2]も行われなかった。
背景
[編集]2015年(平成27年)8月に設立された芸能事務所・ゼロイチファミリア(01familia)は、『ミスFLASH2016』グランプリの川崎あや[注 3]を皮切りに、アンジェラ芽衣、林ゆめ、十味、桃月なしこ等のグラビアアイドルを次々と世に送り出し、所属者のキャラクターから“日本一根暗なアベンジャーズ”[3]と呼ばれる程の飛躍的な成長を遂げた。そのゼロイチファミリアが設立5年目にして立ち上げた初のアイドルグループが『#ババババンビ』である[4]。
2019年11月、プロデューサーの呼びかけで池田メルダと岸みゆの2人が意気投合したのが当グループ誕生のきっかけ[5][6]。その後奈良県から上京したばかりの小鳥遊るい[5]と、研究生としてゼロイチファミリアに参加した「名前はまだない。」(愛称:のなめ[7])、『九尾狐-QPICCO-』でのアイドル活動経験があり『ミスマガジン2019』落選後にゼロイチファミリアへ移籍した吉沢朱音[5]を加えて2020年1月30日に#ババババンビが結成され、同月31日にデビューライブの開催概要が発表された[4]。
同年2月15日、下北沢ラプソディーで行われたライブ・イベント『フクオカズ バレンタインSP』で、同じ福岡県出身の吉沢や本田夕歩と共演した水湊みお[8]にスタッフが目を付け、同3月2日に水湊の正式加入が発表されたが[9]、同月11日、「名前はまだない。」が体調不良で活動を辞退したことが報じられる[10]。こうして#ババババンビは吉沢・岸・小鳥遊・池田・水湊の5人体制でデビューライブの本番に臨むこととなった[2]。
なお、サブタイトルの『ずっこけ0周年記念』は、“0(ゼロ)からスタートする私たちの成長を見届けてほしい”という願いが込められている[2]。
出演者・タイムテーブル
[編集]当公演は新進気鋭の事務所が手掛けるアイドルグループの誕生を祝う為のイベント形式となっており、かみやど、放課後プリンセス[注 4]、夢みるアドレセンス、まねきケチャの4組がゲストとしてそれぞれ20分前後のライブ・パフォーマンスを行い、その後に#ババババンビがお披露目されるという構成となっていた。また同事務所の桃月なしこと、吉本興業所属のバンビーノ (お笑いコンビ)がMCとしてイベントを盛り上げる予定だった[1]。
出演開始予定時刻 (JST) |
出演者・内容 |
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18:00 | かみやど |
18:25 | 放課後プリンセス |
18:50 | 夢みるアドレセンス |
19:15 | まねきケチャ |
19:50 | #ババババンビ |
20:20 | 物販タイム~イベント終了 |
中止とその後
[編集]映像外部リンク | |
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ザテレビジョン(KADOKAWA) | |
#ババババンビ「ばばばばんびずむ〜!!」MVが初公開(2020年3月17日) 同事務所の竹内星菜によるメンバーのイラストを使用した作品[2]。 |
事前予約の先行販売によるチケットはわずか10分で完売し、一般販売も含めたチケット600枚は2週間前に完売[2][6]。また3月17日には吉沢が作詞に参加した初のオリジナル曲「ばばばばんびずむ〜!!」のアニメーションMVが公開[2]。メンバーも楽屋の入り方を習う等当日に向けて準備を進めてきたが[6]、同年に入ってから蔓延し始めた新型コロナウイルス感染症の世界的な流行を受けた、政府による専門家会議と厚生労働省からの更なる自粛要請により、開催6日前となる同年3月21日に当イベントの開催中止が発表された[1][6]。中止に関してメンバーとの協議は一切行っておらず、主催運営による総合的な判断で決定しており、「メンバーに対して本当に申し訳なく思っております」とプレスリリースで謝罪している[1]。チケットの払い戻しは同年4月4日から18日までの予定だったが、緊急事態宣言により5月20日まで延長された[1]。
その後予定されていた3月27日に会場のVeats Shibuyaでメディア向けの記者会見が行われ、吉沢朱音は「半年後にここ(Veats)でやりたい。1年後に赤坂BLITZでワンマンを、2年後には日本武道館に立ちたい。」と語っていた[6]。
このイベントが中止となったことで、#ババババンビは“令和2年デビュー出来ないアイドル”という不名誉なキャッチコピーが付きまとったが[13]、宇咲と近藤沙瑛子の加入で更なる進化を遂げた結果[13]、2021年3月27日に同じVeats Shibuyaで『デビューライブやり直し #大馬鹿者祭 #ババババンビ の#ババババースデー vol.0 supported by B.L.T.』を開催[14]。先述の吉沢の発言から半年遅れでVeatsでの単独公演を実現するに至った[6]。なお、前日の26日には同会場で『デビューライブやり直し前夜祭ライブ「#馬馬馬馬鹿者祭! vol.0」ババババースデーイブ』も行われ、十味率いる#2i2や先述のかみやど[注 5]の他、クマリデパート、SOL[注 6]、MyDearDarlin'もゲスト出演した[18]。
脚注
[編集]注釈
[編集]- ^ 「#」は発音しない。
- ^ なお、この翌日の3月28日にLINE CUBE SHIBUYA(渋谷公会堂)で行われたわーすたのコンサート『The World Standard 〜わーすた 5さいになりました!〜』では、無観客による生配信で世界中にライブの模様が届けられている。
- ^ 川崎は#ババババンビ結成後の2020年3月に芸能界を引退したが、肖像権処理などから現在も公式サイトにプロフィールが残されている。
- ^ 放プリは2018年に加入した9期生「谷のばら」が同年3月末をもって卒業することを発表したが、翌月に予定されていた卒業公演[11]は同年6月26日に『谷のばら 放プリ卒業LIVE配信』[12]として行われた。
- ^ 公演2日後の3月28日にメンバーの石綿なこが卒業し5人体制となったが、3か月後の2021年6月29日をもって活動を終了した[15]。
- ^ 開催翌年の2022年2月26日をもって解散[16]。当時メンバーだった辻こはるは、2022年9月に近藤がかつて所属していたグループ『FES☆TIVE』に加入した[17]。
出典
[編集]- ^ a b c d e f g “#ババババンビのババババースデー〜ずっこけ0周年記念〜”. ホットスタッフプロモーション (2020年3月31日). 2023年5月18日閲覧。
- ^ a b c d e f “お披露目ライブは即完売! 大注目アイドルの#ババババンビのMV初公開”. ザテレビジョン. KADOKAWA (2020年3月17日). 2023年5月18日閲覧。
- ^ “川崎あや・アンジェラ芽衣・桃月なしこら、グラビア最強美女チームが集結「日本一根暗なアベンジャーズを目指します!」”. De☆View. オリコン (2018年12月27日). 2023年5月18日閲覧。
- ^ a b “圧倒的な顔面偏差値、ゼロイチファミリアが初のアイドルユニット「#ババババンビ」結成”. ENTAME next. 徳間書店 (2020年1月30日). 2023年5月18日閲覧。
- ^ a b c ENTAME next『圧倒的な顔面偏差値! ゼロイチファミリア発のアイドル「#ババババンビ」初インタビュー①』(インタビュアー:猪口貴裕)、徳間書店、2020年2月17日 。2023年5月18日閲覧。
- ^ a b c d e f “#ババババンビ デビューライブ中止をはねのけ進むアイドル道「大きな目標は武道館に立ちたい」”. Pop'n Roll. ジャパンミュージックネットワーク (2020年3月27日). 2023年5月18日閲覧。
- ^ ENTAME next『圧倒的な顔面偏差値! ゼロイチファミリア発のアイドル「#ババババンビ」初インタビュー②』(インタビュアー:猪口貴裕)、徳間書店、2020年2月17日 。2023年5月18日閲覧。「「名前はまだない。」(愛称は「のなめ」。No nameが由来。)」
- ^ 美少女スクランブル『本田夕歩・水湊みお・吉沢朱音の福岡三人娘「フクオカズ」』(インタビュアー:SCRAMBLE編集部)、フォッグ株式会社、2020年2月14日 。2023年5月18日閲覧。
- ^ 週プレNews『話題のアイドルグループ「#ババババンビ」青色担当・水湊みお「2年後に日本武道館のステージに立つのが目標なんです」』(インタビュアー:高篠友一)、集英社、2020年8月3日 。2023年5月18日閲覧。
- ^ “#ババババンビ 体調不良の「名前はまだない。」2020年3月27日のお披露目イベントの出演を見合わせ”. IDOL REPORT. com. サブカルチャー・パートナーズ (2020年3月11日). 2023年5月18日閲覧。
- ^ “放課後プリンセス 谷のばらがグループから卒業。シンガーソングライター活動に専念”. IDOL REPORT. com. サブカルチャー・パートナーズ (2020年3月26日). 2023年5月18日閲覧。
- ^ 道重佐保 [@saho_michishige] (2020年6月26日). "谷のばら放課後プリンセス卒業ライブ配信へお邪魔してきました…! のば! お疲れ様!". X(旧Twitter)より2023年5月18日閲覧。
- ^ a b TV LIFE『#ババババンビ 岸みゆ&池田メルダ&宇咲インタビュー「本当に7人になれて良かった」』(インタビュアー:片岡聡恵)、ワン・パブリッシング、2021年8月24日 。2023年5月18日閲覧。
- ^ “#ババババンビ、1年越しのデビューライブで第2章の始まり”. 音楽ナタリー. ナターシャ (2021年3月29日). 2023年5月18日閲覧。
- ^ “かみやどからのお知らせ”. 株式会社神宿 (2021年3月28日). 2023年5月18日閲覧。
- ^ 辻こはる [@koharu_FESTIVE] (2022年2月27日). "SOLは解散しました!". X(旧Twitter)より2023年5月18日閲覧。
- ^ “FES☆TIVE、新体制お披露目ライブ「すっごい楽しいです!!」”. BARKS. ジャパンミュージックネットワーク (2022年9月18日). 2023年5月18日閲覧。
- ^ “アヒルから白鳥へ! #ババババンビ、1年越しの“やり直し”デビューライブに意気込み”. 音楽ナタリー. ナターシャ (2021年3月26日). 2023年5月18日閲覧。