齋藤直子
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齋藤 直子(さいとう なおこ)は、日本の教育学者、哲学者。アメリカ哲学、教育哲学専攻。京都大学大学院教育学研究科教授。アメリカ哲学フォーラム会長。
人物・経歴
[編集]1984年東京外国語大学外国語学部英米語学科卒業。1991年ハーバード大学教育学大学院修士課程修了。1994年東京大学大学院教育学研究科学校教育学専攻修士課程修了。1996年ハーバード大学教育学大学院 Certificate for Advanced Studies 修了、ハーバード大学教育哲学リサーチセンター研究員。2000年コロンビア大学ティーチャーズカレッジ博士課程修了。Ph.D取得。2001年東京大学大学院教育学研究科助手。2003年東京大学大学院総合文化研究科助手。同年京都大学大学院教育学研究科准教授 。2010年ロンドン大学教育研究所客員研究員。2014年ヘルシンキ大学上級研究コレギウム招聘客員研究員。2019年アメリカ哲学フォーラム会長。2020年京都大学大学院教育学研究科教授[1][2]。
著作
[編集]著書
[編集]- "The Gleam of Light : Moral Perfectionism and Education in Dewey" Fordham University Press 2005年
- 『<内なる光>と教育:プラグマティズムの再構築』法政大学出版局 2009年
- "American Philosophy in Translation" Rowman & Littlefield International 2019年
- 『「自分を変える」ということ : アメリカの偉大なる哲学者エマソンからの伝言』(木村博美と共著)幻冬舎 2019年
編書
[編集]- "Education and the Kyoto School of Philosophy : pedagogy for human transformation"(ポール・スタンディッシュと共編) Springer 2012年
- "Stanley Cavell and the education of grownups"(ポール・スタンディッシュと共編) Springer 2012年
- "Stanley Cavell and philosophy as translation : the truth is translated"(ポール・スタンディッシュと共編) Rowman & Littlefield International, Ltd. 2017年
- 『〈翻訳〉のさなかにある社会正義〉』(ポール・スタンディッシュ, 今井康雄と共編)東京大学出版会 2018年
- "Philosophy as translation and the understanding of other cultures"(ナオミ・ホジソンと共編)Routledge 2019年
訳書
[編集]- スタンリー・カヴェル著『センス・オブ・ウォールデン』法政大学出版局 2005年
- ネル・ノディングズ著『学校におけるケアの挑戦 : もう一つの教育を求めて』(飯塚立人, 吉良直と共訳)ゆみる出版 2007年
- ポール・スタンディッシュ著『自己を超えて : ウィトゲンシュタイン、ハイデガー、レヴィナスと言語の限界』法政大学出版局 2012年
脚注
[編集]- ^ 齋藤 直子 サイトウ ナオコ 教育学研究科 教育学環専攻教育・人間科学講座 教授京都大学
- ^ 齋藤 直子 サイトウ (Naoko Saito)researchmap