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齋藤 明堯(さいとう あきたか、明治23年(1890年) - 没年不明)[1]は、日本の医学者。
長野県出身[1]。長野県立上田中学校卒業後、札幌農科大学に入学し、3か月で医学に転じ、府立大阪医科大学を卒業した(第1回生)[1]。
その後、3年間助手となり、昭和7年3月まで研究を行い、「骨髄の細胞学的研究」を主論文とする「骨髄エキストラクトの血液凝固促進作用に就て」により医学博士の学位を取得した[1]。
下記特許は薬品名を「メヅラン」といい、温血動物(主に鳥類)の骨髄及び骨組織中にある血液凝固促進物質であるトロンボキナーゼを抽出して精製濃縮したものである[1]。