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齋藤愛見

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
さいとう まなみ

齋藤 愛見
生誕 1979年
国籍 日本の旗 日本
職業 経営者バレエ指導者バレエダンサー
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齋藤 愛見(さいとうまなみ、1979年 - )は日本のバレエダンサー、バレエ指導者。株式会社TIARA代表、バレエアーツ主宰者。日本体育大学大学院修士課程修了、博士後期課程単位満了退学。一般社団法人日本ダンスサイエンスアカデミー代表理事。

人物

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桐朋女子中学校・高等学校卒業、日本体育大学大学院博士前期課程修了、博士後期課程単位満了退学。 幼少よりクラシックバレエを習い始め19歳の時に渡仏、解剖学、ダンス史等も学ぶ。 21歳の時に「ポワントヴェールバレエクラス」、23歳の時に「バレエアーツ」を開設[1]

近年は、流通経済大学新体操部[2]や日本代表を目指すラグビー選手[3]、新体操、トランポリン、スピードスケート等オリンピックアスリートにバレエを指導する傍ら、大学院にて体育科学修士を取得し、大学教員にも従事している[1]。一般社団法人日本ダンスサイエンスアカデミー代表理事。2015年より新体操日本代表フェアリージャパンバレエコーチ、トランポリン男子日本代表バレエコーチ。

経歴

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  • 1979年 東京都にて生まれる[4]
  • 1982年 3歳の時にクラシックバレエを始め、睦恭子に師事[4]。その後、ロシアバレエインスティテュートにて、ゲンリフAマイヨ-ロフ(ボリショイバレエ学校芸術監督)、東京バレエ団付属バレエ学校にて友田弘子(東京バレエ団ミストレス)、友田優子らに師事[1]
  • 1998年 Ecole Supérieure de Danse de Cannes Rosella Hightower(フランス)留学。リリーステクニック、解剖学、ダンス史等を学ぶ[1]
  • 2000年 ポワントヴェールバレエクラス開設[5]
  • 2002年 23歳の時にクラシックバレエスクール「バレエアーツ(東京都中野区)」を開設[6]
  • 2012年 日本体育大学大学院博士課程(トレーニング科学系)においてクラシックバレエの動作学研究に従事[1]。国際ダンス教育センター(旧バレエアーツメディカルアカデミー)を創設。
  • 2014年~ 大学教員に従事[5]
  • 2015年〜 新体操日本代表フェアリージャパンバレエコーチ。
  • 2017年〜 一般社団法人日本ダンスサイエンスアカデミー設立[7]、代表理事。
  • 2018年〜 ロシア国立舞台芸術大学(GITIS)、ロシア国立生理学研究所との共同プロジェクトを始動させ、日本のバレエ指導者養成を牽引している。
  • 2021年〜 国⽴研究⼤学⾼等経済学院National Research University Higher School of Economicsのインターン学生と行うバレエ教授法研究プロジェクトを開始。

著書

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  • 『BALLET COACHING(バレエコーチング)考えるダンサーを育てる』叢文社 、ISBN 978-4-7947-0698-0
  • 『バレリーナの教える10分間バレエ・エクササイズ―1週間続けて美しくなる』スタジオ・タック・クリエイティブ出版、2008年10月25日、ISBN 978-4-88393-292-4
  • 『バレエ・ボディメイキング―しなやかで美しいバレリーナの身体を作る』スタジオ・タック・クリエイティブ出版、2006年1月15日、ISBN 978-4-88393-169-9

学会発表・特別講演

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  • 『児童バレエダンサーにおける足ポジションの違いが姿勢及び足底圧分布に及ぼす影響』第64回日本体育学会(滋賀県)2013年
  • 『児童バレエダンサーへのプリエ動作における股関節外旋指導』第68回 日本体力医学会大会(東京都)2013年
  • Effect of turned-out angle on erect standing posture and demi-plie posture in adult and child ballet dancers 』19th Annual Congress of the European College of Sports Science(アムステルダム・オランダ)2014年
  • 『国際基準のバレエダンサーの選抜・育成方法』独立行政法人日本スポーツ振興センター「第三回アスリート育成パスウェイ国際会議」2016年
  • 『第7回サクトペテルブルグ国際文化フォーラム国際会議inワガノワバレエアカデミー』特別招聘講演(ロシア・サンクトペテルブルグ)2018年
  • 『P.K.アノーヒン記念ロシア国立生理学研究所2019年学会大会-芸術と生理学-』特別招聘講演(ロシア・モスクワ) 2019年
  • 『第8回サクトペテルブルグ国際文化フォーラム国際会議inワガノワバレエアカデミー』特別招聘講演(ロシア・サンクトペテルブルグ)2019年
  • 『ロシア国立医学アカデミー&モスクワ大学&(社)日本ダンスサイエンスアカデミー共催 表現運動の生理学国際オンライン学会』主催団体代表・海外ゲスト発表(モスクワ/日本)2020年*外務省 日露地域・姉妹都市交流年事業認定
  • 『ロシア国立医学アカデミー&モスクワ大学&(社)日本ダンスサイエンスアカデミー共催 表現運動の生理学国際オンライン学会』主催団体代表・海外ゲスト発表(モスクワ/日本)2021年

論文

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  • 『ターンアウト角度がクラシックバレエ基本動作および直立姿勢におよぼす影響-幼児・学童、成人の熟練者および未経験者の比較-』(学位論文)2014年
  • 『TeachingからLearningへ」を問い直す』(共著)流通経済大学スポーツ健康科学部紀要 第6巻 2013年
  • 『RESULTS OF THE YEAR OF JAPAN IN RUSSIA』ロシア国立舞台芸術大学GITIS紀要 2018年
  • 『Choreography WS within the cooperation between GITIS and DSA in2019』ロシア国立舞台芸術大学GITIS紀要 2019年
  • 『Expressive movement an interdisciplinary view』(共著)RUSSIAN JOURNAL OF PHYSIOTHERAPY, BALNEOLOGY AND REHABILITATION 2020年

その他

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  • 雑誌:『世界に挑む人』,<プレジデント>,株式会社プレジデント社,2022
  • ラジオ:『AUGER Kiss our humanity 心に触れて“整える”時間』第72回,TokyoFM,2024


関連項目

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脚注

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