齋藤康輝
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齋藤 康輝(さいとう こうき、1961年 - )は、日本の法学者。朝日大学法学部准教授、同教授、高崎経済大学地域政策学部教授を経て、2017年3月から日本大学法学部教授。
略歴
[編集]- 1980年 - 青森県立弘前高等学校卒業。
- 1985年 - 日本大学法学部政治経済学科卒業。
- 1987年 - 早稲田大学大学院政治学研究科政治学専攻(憲法専修)修士課程修了。
- 1991年 - 早稲田大学大学院政治学研究科政治学専攻(憲法専修)博士後期課程単位取得退学。
- 2017年 - 日本大学法学部教授。
- 2020年 - 過去に勤務した大学の在籍期間中の論文に盗用・二次転用があったとして日本大学から6ヶ月の停職処分[1]。
研究
[編集]専門は憲法学。とりわけ、憲法と政党の関係について研究している。
日本大学時代は廣田健次に師事し、早稲田大学大学院では小林昭三に師事した。このころから、小林流である憲法学に対する「憲法政治学」的アプローチに目覚め、自身の学問的方法論が変化する。[2]
著書
[編集]単著
[編集]- 『憲法(人権・統治)24講』(文教出版会、2005年)
- 『政党の憲法的融合論』(成文堂、2006年)
- 『憲法総論』(文教出版会、2011年)など。
共著
[編集]- 『増補 ゼミナール憲法』(南窓社、1998年)
- 『日本国憲法論』(嵯峨野書院、2000年)
- 『新版 現代日本の法制』(南窓社、2005年)
- 『政党の憲法的融合論』単著、成文堂、2006年
- 『人権の条件』(嵯峨野書院、2007年)
- 『日本国憲法講義』(成文堂、2009年)
- 『新版 法学と憲法』(八千代出版、2010年)など。
- 『憲法総論』単著、文教出版会、2011年
- 『Next教科書シリーズ 憲法』共編著、弘文堂、2013年
- 『アトラス 法学憲法』共著、文教出版会、2014年
- 『Next教科書シリーズ 法学』共著、弘文堂、2015年
脚注
[編集]出典
[編集]- ^ “日大法学部教授が論文盗用や二重投稿、停職6か月処分 : ニュース : 教育 : 教育・受験・就活”. 読売新聞オンライン (2020年3月23日). 2020年3月24日閲覧。
- ^ 齋藤康輝『政党の憲法的融合論』成文堂、2006年、p.2を参照。