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中杉弘

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黒須英治から転送)

中杉 弘(なかすぎ ひろし、1941年昭和16年〉9月5日 - )は、日本思想家実業家宗教家。本名は黒須 英治(くろす ひではる)。

都立小山台高校中退後、工学院大学専門学校応用化学科卒[1]フィリピン国立イーリスト工科大学名誉工学博士[2]日本平和神軍総統(※現在[いつ?]、日本平和神軍は存在していない)[3]グロービートジャパン会長[3]イオンド大学総長[3]、正理会会長[3]、宝榮山妙法寺管長[3][4]

かつて日経企画出版局などから多くの著作物を刊行しており、その中には宝榮山妙法寺の在家僧侶養成講座のテキストとして使われているものがある[5][6]

近年では『寺門興隆』2011年6月号と2012年5月号で宗教法人を売買で取得したとされる宝榮山妙法寺の寺院規則全面的変更を巡る係争事件が取り上げられた[3][7][8]。寺院規則の全面的な変更申請に対し、2009年東京都が認証せず、2010年文化庁審査請求棄却を経て、2010年規則変更不認証取消等請求として提訴[3][7][9]2012年9月11日上告棄却[10]

主な著書

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  • 『催眠蓮華密教の秘法』日経企画出版局、1990年9月1日。ISBN 978-4795247-51-2 
  • 『日本人の使命―世界は日本人により平和となる 三島由紀夫の解明』日経企画、1990年12月1日。ISBN 978-4795247-54-3 
  • 『不道徳催眠術講座―モテモテの為の恋愛催眠術 強くなる為の武道催眠術』日経企画出版局 1991-06-01。ISBN 978-4795247-57-4 
  • 『般若心経の大予言―仏陀の法力による』日経企画出版局、1991年10月1日。ISBN 978-4795247-61-1 
  • 『信仰哲学入門』日経企画出版局、1991年12月1日。ISBN 978-4795247-64-2 
  • 『催眠術の神秘―催眠術応用書』日経企画出版局、1992年4月1日。ISBN 978-4795247-68-0 
  • 『催眠術の神秘 (改訂版)』日経企画出版局、1993年5月1日。ISBN 978-4795247-82-6 
  • 『仏法の原理―無量義経にみる仏法の理論と悟り』日経企画出版局、1993年11月1日。ISBN 978-4795247-84-0 
  • 『法華経入門―妙法蓮華経序品講義』日経企画出版局、1994年12月1日。ISBN 978-4795247-87-1 
  • 『日本原理公論―皆で考えよう日本人の原理』雅舎、2006年7月1日。ISBN 978-4764651-04-3 
  • 『成吉思汗=源義経だったこれだけの理由』日新報道、2008年11月1日。ISBN 978-4817406-71-2 
  • 『仏法東遷』日新報道、2011年12月。ISBN 978-4817407351 
  • 『日本建国の謎に迫る』風塵社、2014年4月。ISBN 978-4776300601 
  • 『生きている大日本帝国』風塵社、2014年7月。ISBN 978-4776300632 
  • 『朝鮮人よ、日本人に土下座せよ!』青林堂〈SEIRINDO BOOKS〉、2015年6月5日。ISBN 978-4792605247 

脚注

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出典

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  1. ^ 工学院大学専門学校は1977年(昭和52年)に設置され、2009年4月23日付で廃校となっている。
  2. ^ 中杉著『成吉思汗=源義経だったこれだけの理由』の著者紹介より
  3. ^ a b c d e f g 寺門興隆成吉思汗=源義経だったこれだけの理由』、興山舎、2011年6月1日、48-53頁、ISBN 978-4904139-48-6 中杉による宗教法人売買問題、通信教育による「在家僧侶」なる資格商法、中杉の経歴に言及している。
  4. ^ 宝榮山妙法寺は宗教法人であるが、宗派とされる久遠妙宗は宗教法人格を持っていない。興山舎 2011
  5. ^ 在家僧侶養成講座
  6. ^ 中杉弘 1991
  7. ^ a b 『寺門興隆』、興山舎、2012年5月1日、6-9頁、ISBN 978-4904139-62-2 
  8. ^ 規則変更をしようとした主な事項を以下に示す。興山舎 2011興山舎 2012
    1. 主たる事務所を世田谷区から施設のある中野区へ変更。
    2. 久遠妙宗との被包括関係の廃止。
    3. 本尊の釈迦牟尼仏から日蓮大聖人、天照大神八万大菩薩(原文ママ)への変更。
    4. 代表役員の選任方法の変更。《久遠妙宗の規定により、この寺院住職の職にある者を充てる》から「会長である中杉を代表役員とし、任期は終身。また新設の久遠妙宗の管長は会長が任命」に。
    5. 本山桧原村(原文ママ)に建てた礼拝施設にする。
  9. ^ 訴訟の経過。興山舎 2012
    2010年7月、東京地方裁判所に「規則変更不認証処分取消等請求」を提訴。
    2011年9月、原告敗訴。
    東京高等裁判所に控訴。
    2012年2月、全面棄却。
    2012年3月、上告。
  10. ^ 平成22年(行ウ)第427号。東京地裁民事訟廷事務室記録閲覧謄写係(14階) 03-3581-6083にて閲覧可能(できれば事前に電話で確認を)。

外部リンク

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