黒森トンネル
表示
この記事の主題はウィキペディアにおける独立記事作成の目安を満たしていないおそれがあります。 (2013年6月) |
黒森トンネル(くろもりトンネル)は、福島県郡山市から会津若松市に至る道路トンネルである。
概要
[編集]- 全長:978m
- 全幅(車道):11.75(6.5)m
- 有効高:4.7m
- 最急勾配 : 1.9%
- 最小半径 : 1300m
- 工法:NATM工法(上半先進ベンチカット工法)
- 竣功:2003年9月[1]
- 施工:陰山組・共立土建・昭和特定建設工事共同企業体
- 郡山市湖南町赤津から会津若松市湊町原にいたり、国道294号を通す。黒森峠を超える急勾配、急カーブの続く区間の解消のため、国道改築事業として1998年度より建設された。1999年3月29日に起工式が行われ、2002年11月1日に貫通、2003年11月30日に供用が開始された。総工費は38億円[2]。
- トンネルの上部には峠の鞍部が望める。旧道はヘアピンカーブが続き、歩道こそ整備されていなかったが、大型車の往来には十分な幅員を有していた。冬季閉鎖が行われる路線であったため、路線バスも運休をしていた。それ以前の旧会津本街道、白河街道時代はそのヘアピンカーブをショートカットし直登するコースであったため、上からロープが垂らされていたという。付近の勢至堂トンネルの開通とともに、県南地方と会津地方の連絡がより容易になった。
脚注
[編集]- ^ 現地銘板より
- ^ 福島県のトンネル 県中建設事務所 - 福島県土木部