黒坂周平
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黒坂 周平(くろさか しゅうへい、1913年11月3日 - 2003年2月7日)は日本の地方史研究家、郷土史家、教師。
経歴
[編集]長野県小県郡西塩田村(現上田市)に生まれる。旧制上田中学(長野県上田高等学校)を経て長野師範学校を卒業[1]し、学校教師になる。1950年、『上田小県誌』史料編纂委員となる。1972年、上田市立第三中学校を退職し、郷土史研究に専念する。
1973年、東信史学会を創立し会長に就任、雑誌『千曲』を刊行。1979年、塩田平文化財研究所を設立し所長に就任。1990年喜寿を記念し論文選集(献呈論文集含む)『信濃の歴史と文化の研究』を刊行した。また平凡社の『日本歴史地名大系 20 長野県の地名』の監修を務めた。
著書
[編集]- 『信濃の歴史と文化の研究』(1990) 黒坂周平先生の喜寿を祝う会編
- 『定本信州の街道』(1991) 黒坂周平・古川貞雄共著
- 『東山道の実証的研究』(1992)
- 『上田・小県の昭和史―保存版 信州の昭和史シリーズ (3)』 (1999)
参考文献
[編集]- 古代交通研究第13号「本会評議院黒沢周平氏の逝去を悼む」(木下良)
- 『信濃の歴史と文化の研究 黒坂周平先生喜寿記念論文集』 黒坂周平先生の喜寿を祝う会編
脚注
[編集]- ^ 『卒業生名簿 昭和25年』信州大学長野師範学校・信州大学教育学部本校、1950年、76頁。