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鹿島曻

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

鹿島 曻(かしま のぼる、1926年[1] - 2001年4月24日[1][2])は、日本弁護士、在野の古代史研究家。

1926年神奈川県横浜市に弁護士を父として生まれる[1]早稲田大学法学部在学中に司法試験に合格し自身も弁護士になる。弁護士業の傍ら、古代東アジア史、日本史の研究を進めて、独自の史観を展開し、多数の著作を発表した。

出版社「新国民社」を創設し、自著の多くも同社から出版したが、その事業は2007年に、太田龍を代表とする新国民出版社に引き継がれた[2]

鹿島史観

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鹿島が展開した独自の史観の例としては以下のようなものがある

おもな著書

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訳書

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  • 桂延寿 編、鹿島曻 訳『桓檀古記 : シルクロード興亡史』歴史と現代社(発売:新国民社)、1982年、519頁。ISBN 4915157334NDLJP:12173816 
  • チャロエンワンサ, P. 著、鹿島曻 訳『バンチェン. 倭人のルーツ』歴史と現代社(発売:新国民社)、1981年、202頁。NDLJP:12171728 

著書

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歴史関係

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  • 吾郷清彦、鹿島曻 編『神道理論大系』新国民社、1984年、690頁。NDLJP:12262197 
  • 鹿島曻『日本神道の謎 : 古事記と旧約聖書が示すもの』光文社〈カッパ・ブックス〉、1985年、193頁。NDLJP:12267512 
  • 鹿島曻『北倭記要義―倭人興亡史』新国民社、1987年1月20日、519頁。ISBN 9784915157578NDLJP:12173674 
  • 鹿島曻『義経=ジンギス汗 新証拠』新国民社、1987年7月30日、320頁。ISBN 9784915157639 
  • 鹿島曻『国史正義 : 日本建国史・日本同和史』日本同和史研究会、1994年、641頁。 
  • 鹿島曻『日本ユダヤ王朝の謎―天皇家の真相 (改訂版)』新国民社、1988年8月14日、245頁。ISBN 9784915157394 
  • 鹿島曻『日本王朝興亡史』新国民社、1990年2月25日、646頁。ISBN 9784915157660 
  • 鹿島曻『日本侵略興亡史』新国民社、1990年4月25日、653頁。ISBN 9784915157677 
  • 鹿島曻『桓檀古記要義―日韓民族共通の古代史』新国民社、1990年4月25日、448頁。ISBN 9784915157684 
  • 鹿島曻『裏切られた三人の天皇―明治維新の謎』新国民社、1997年1月20日、394頁。ISBN 9784915157813 
  • 鹿島曻『倭と日本建国史』新国民社、1997年9月10日、362頁。 
  • 鹿島曻、宮崎鉄雄・松重正『明治維新の生贄―誰が孝明天皇を殺したか 長州忍者外伝』新国民社、1998年7月28日、457頁。ISBN 9784915157837 
    • 鹿島曻『裏切られた三人の天皇―明治維新の謎 (増補版)』新国民社、1999年2月26日、441頁。ISBN 9784915157844 
  • 鹿島曻『歴史捏造の歴史―司馬遷から江沢民まで』新国民社、1999年11月20日、373頁。ISBN 9784915157851 
  • 鹿島曻『歴史捏造の歴史〈2〉―デッチアゲの万世一系』新国民社、2000年6月30日、551頁。ISBN 9784915157868 

その他

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  • 鹿島曻『けんか六法 : ビジネスと男女問題で争う本』徳間書店、1975年、250頁。 

出典・脚注

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  1. ^ a b c d 松重正. “鹿島曻 氏のご紹介”. 情報ネットワークINFACT. 2012年1月23日閲覧。
  2. ^ a b “鹿島昇先生顕彰会”. 週刊日本新聞 (新國民出版社). (2008年7月8日). http://www.ohtaryu.jp/2008-07-08.32/ 2012年1月23日閲覧。 
  3. ^ a b c d e f g 新刊案内”. 情報ネットワーク INFACT. 2012年1月23日閲覧。

参考文献

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  • 世界の秘教研究会『決定版 秘密結社の暗号FILE』学習研究社、2009年5月12日、253頁。ISBN 9784054041554 

関連文献

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