鹿島市立北鹿島小学校
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鹿島市立北鹿島小学校 | |
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北緯33度07分11.579秒 東経130度06分06.757秒 / 北緯33.11988306度 東経130.10187694度座標: 北緯33度07分11.579秒 東経130度06分06.757秒 / 北緯33.11988306度 東経130.10187694度 | |
過去の名称 |
下等乙丸小学校 公立中等乙丸小学校 尋常乙丸小学校 乙丸尋常小学校 鹿島尋常小学校 北鹿島尋常小学校 北鹿島尋常高等小学校 鹿島尋常高等小学校 鹿島村国民学校 鹿島村立鹿島村小学校 |
国公私立の別 | 公立学校 |
設置者 | 鹿島市 |
併合学校 | 下等常広小学校 |
設立年月日 | 1876年(明治9年) |
10月18日 | |
共学・別学 | 男女共学 |
学校コード | B141220700058 |
所在地 | 〒849-1311 |
佐賀県鹿島市高津原420番地 | |
外部リンク | 公式サイト |
ウィキポータル 教育 ウィキプロジェクト 学校 |
鹿島市立北鹿島小学校(かしましりつ きたかしましょうがっこう)は佐賀県鹿島市常広にある市立小学校。
概要
[編集]- 歴史
- 1876年(明治9年)に創立。数回の改組・改称を経て、現校名になったのは1954年(昭和29年)。2021年(令和3年)には創立145周年を迎えた。
- 校章
- 鹿島藩の家紋である「鍋島花杏葉」を背景にして、中央に「鹿」の文字を置いている。
- 校歌
- 1952年(昭和27年)に制定。
- 通学区域
- 住所表記で「鹿島市」の後に「本町、乙丸、中村、森、土井丸、井手、三部、新籠、常広、古城、組方」が続く地域[1]。
- 中学校区は鹿島市立西部中学校。
沿革
[編集]- 前史
- 本史
- 1876年(明治9年) - 大字常広に「下等常広小学校」の校舎が完成。
- 1880年(明治13年)1月 - 森小学校が大字中村字乙丸に移転の上、「下等乙丸小学校」に改称。
- 1881年(明治14年)- 常広小学校と乙丸小学校が統合され、「公立中等乙丸小学校」に改称。常広に分校を設置。
- 1883年(明治16年)- 校舎一部を増築。
- 1884年(明治17年)9月 - 暴風と洪水で校舎が被害を受け、大字中村字本町に仮校舎を設置。
- 1886年(明治19年)4月 - 小学校令の施行により、尋常科(4年制)を設置の上、「尋常乙丸小学校」に改称。
- 1887年(明治20年)1月 - 大字常広字古城に校舎を新築し、常広分校を廃止。
- 1889年(明治22年)4月 - 町村制の施行により、北鹿島村が発足。
- 1891年(明治24年)12月 - 「乙丸尋常小学校」と改称。
- 1892年(明治25年)3月 - 校舎を増築。
- 1894年(明治27年)4月 - 字新籠に分教場を設置。
- 1897年(明治30年)3月 - 字新籠の分教場を廃止。
- 1900年(明治33年)9月 - 「鹿島尋常小学校」と改称。鍋島直彬から校章紋と掲額書「鹿嶋小學」が贈られる)
- 1901年(明治34年)4月 - 「北鹿島尋常小学校」と改称。特別学級を設置。
- 1903年(明治36年)
- 3月 - 大字常広482番の2(現在地、旧鹿島藩古城跡)に校舎を新築。
- 7月 - 村立農業補習学校を併置。
- 1908年(明治41年)
- 3月 - 村立農業補習学校を廃止。
- 4月 - 小学校令の改正により、義務教育年限(尋常科の修業年限)が4年から6年に延長されたことにより、尋常科5年を設置。
- 8月 - 第二校舎1棟を増築。
- 1909年(明治42年)4月 - 高等科(2年制)を併置し、「北鹿島尋常高等小学校」と改称。尋常科6年を設置。
- 1911年(明治44年)7月 - 児童の増加による教室不足のため、第3校舎1棟を増築。
- 1912年(大正元年)12月 - 村名の改称に伴い、「鹿島尋常高等小学校」と改称。
- 1919年(大正8年)5月 - 夜間補習学校を併置。
- 1920年(大正9年)10月 - 運動場を拡張。
- 1922年(大正11年)1月 - 第4校舎3教室を増築。
- 1931年(昭和6年)
- 2月 - 校旗を制定。
- 6月 - 鹿島水道を校内に引き入れる。
- 1932年(昭和7年)
- 4月 - 学校看護婦を配置。
- 11月 - 学校給食を開始。
- 1935年(昭和10年)6月 - 青年学校令の施行により、併置の補習学校が青年学校となる。
- 1938年(昭和13年)5月 - 講堂と青年学校校舎が完成。
- 1941年(昭和16年)4月1日 - 国民学校令の施行により、「鹿島村国民学校」と改称。尋常科を初等科に改める。
- 1947年(昭和22年)4月1日 - 学制改革(六・三制)が行われる。
- 国民学校の初等科が 「鹿島村立鹿島村小学校」に改組される。
- 国民学校の高等科が青年学校普通科と統合され、新制中学校「鹿島村立鹿島村中学校」に改組される。
- 1952年(昭和27年)3月 - 校歌を制定。
- 1954年(昭和29年)4月1日 - 鹿島市の発足により、「鹿島市立北鹿島小学校」(現校名)と改称。
- 1955年(昭和30年)5月 - 木造平屋建ての新校舎が完成。
- 1956年(昭和31年)10月 - プールが完成。
- 1962年(昭和37年) 7月 - 大洪水により、床下浸水の被害を受ける。
- 1965年(昭和40年)
- 3月 - 鉄筋2階建て新校舎(普通教室等)が完成。
- 11月 - 鉄筋2階建て新校舎(普通教室・音楽室・理科室)が完成。
- 1968年(昭和43年)4月 - 学校給食を開始。
- 1969年(昭和44年)7月 - 補助プールが完成。
- 1976年(昭和51年)7月 - 北鹿島中学校跡地の管理を委託される。
- 1977年(昭和52年)12月 - 創立100周年記念式典を挙行。
- 1978年(昭和53年)
- 2月 - 創立100周年記念事業としてKST(北鹿島小学校テレビ局)を開局。
- 7月 - 新プールが完成。
- 12月 - 標準服の着用が決定。
- 1979年(昭和54年)
- 4月 - 講堂を解体。
- 7月 - 体育館が完成。
- 1984年(昭和59年)4月 - 校旗を再制定。
- 1987年(昭和62年)7月 - 運動場にて常広城趾蹟調査が行われる。
- 1988年(昭和63年)10月 - 新校舎が完成。
- 1992年(平成4年)- 校門前に通学路が、体育館北側に駐車場が完成。
- 2001年(平成13年)9月 - パソコン室を設置。
- 2005年(平成17年)9月 - 第1回北鹿島小学校・北鹿島地区合同運動会を開催。
- 2010年(平成22年)8月 - 日韓子ども交流事業の一環で、大韓民国大西初等学校との姉妹校締結。
- 2011年(平成23年)
- 8月 - 大西初等学校を訪問。
- 11月 - 体育館耐震補強工事が完成。
交通
[編集]- 最寄りの鉄道駅
- 最寄りのバス停留所
- 祐徳バス (鹿島市内循環バス)「乙丸東」バス停
- 最寄りの幹線道路
- 国道444号 「北鹿島小学校入口」交差点
周辺
[編集]校地及び周辺は、江戸中期までこの地に所在した常広城(後に高津原の鹿島城に移転して廃城)の領域。
- 北鹿島農村運動公園
- 鹿島大明神