鷺畔翁
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鷺畔翁(さぎばんおう、1842年-1922年11月4日、別名矢田半之助)は幕末期-大正の能楽師(狂言方鷺流)、歌舞伎狂言作者である。鷺流の家督相続後、三代目 河竹新七に師事して竹柴蝶三名で歌舞伎狂言作者となる。十三代目 守田勘弥・六代目 尾上菊五郎・七代目 坂東三津五郎・岡村柿紅らに狂言を教えた。晩年、鷺流20代目(あるいは21代目)仁右衛門畔翁と名乗った。法政大学、関西大学に畔翁所蔵の資料(台本等)が残されている。
参考文献
[編集]- 日外アソシエーツ「新撰 芸能人物事典 明治~平成」、2010年
- 研究所の文庫 | 野上記念法政大学能楽研究所
- 関屋俊彦「関大本鷺畔翁狂言《寝代り》復曲」『国文学』第92号、関西大学国文学会、2008年3月1日、117-129頁、ISSN 03898628、NAID 110007153303。