鷹野隆大
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鷹野隆大 | |
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生誕 | 1963年 |
国籍 | 日本 |
鷹野隆大(たかの りゅうだい、1963年 - )は日本の写真家。東京造形大学教授。
主に男性のヌードなどを通して、ジェンダー、セクシャリティや「身体性」をテーマにした写真を撮る[1]。1998年から毎日欠かさず写真を撮る「毎日写真」を自らに課し、実験的な撮影を試みている[1][2]。
略歴
[編集]- 1963年、福井県生まれ。
- 1987年、早稲田大学政経学部経済学科卒。早稲田大学の学生劇団「てあとろ50'」10期生。
- 1993年、からだの学校・写真教室CORPUS第5期修了。
- 2006年、写真集『In My Room』(2005年 蒼穹舎刊)にて第31回 木村伊兵衛写真賞受賞[2]。
- 2014年、愛知県美術館で開催された「これからの写真」展の出品作品のうち、性器が写っている写真について、愛知県警察が猥褻という判断を下し、 該当作品の撤去か、展示の中止かを迫られるという事態が発生した[3]。県警側は「即物的判断であって芸術性や表現性、作品の意図は考慮しない」と明言し、美術館側は年齢制限や説明パネルなどの対応を採った[3]。
- 2018年、FANZAが手がけるアーティスト5人による連続個展「Find Your Fantasy」の第二弾アーティストとして9月6日より原宿・FANZA×#FR2@#FR2 GALLERY 2にて作品展示[4]。
受賞歴
[編集]- 第31回木村伊兵衛写真賞
- 第72回芸術選奨文部科学大臣賞[5](2021年度)
個展
[編集]- 2000年「ヨコたわるラフ」ツァイト・フォト・サロン
- 2000年「手探りのキッス 日本の現代写真」(グループ展)東京都写真美術館など
- 2006年「男の乗り方」ツァイト・フォト・サロン
著作
[編集]- 『手探りのキッス 日本の現代写真』(2000年、淡交社)(上記同名の展覧会カタログを一般図書として発売)
- 『日常の変貌』(展覧会カタログ:群馬県立近代美術館)
- 『in my room』(2005年、蒼穹舎刊)
脚注
[編集]- ^ a b 国立国際美術館. “鷹野隆大 毎日写真1999-2021”. 国立国際美術館. 2021年7月6日閲覧。
- ^ a b “写真家・鷹野隆大、初の大規模個展が国立国際美術館で -「毎日写真」や“影”を捉える試みなどを紹介”. www.fashion-press.net. 2021年7月6日閲覧。
- ^ a b 村田眞宏. “「これからの写真」展に関する報告”. 2021年7月6日閲覧。
- ^ “アート展「Find Your Fantasy」で鷹野隆大の「写真」展スタート。ジェンダーの垣根を超えたエロスの多面性を見よ!” (日本語). FANZA Magazine 2018年9月18日閲覧。
- ^ “佐野元春さんに大臣賞 21年度芸術選奨、濱口竜介監督も”. 日本経済新聞 (2022年3月9日). 2022年3月9日閲覧。