鷲別機関区
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(鷲別機関区輪西派出から転送)
鷲別機関区 | |
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基本情報 | |
鉄道事業者 | 日本貨物鉄道(JR貨物) |
帰属組織 | 北海道支社 |
所属略号 | 鷲 |
配置両数 | |
内燃機関車 | 76両 |
合計 | 76両 |
備考 | 2011年2月現在のデータ |
鷲別機関区(わしべつきかんく)は、かつて北海道登別市にあった日本貨物鉄道北海道支社の車両基地(機関区)。
北海道内で運転される貨物列車を牽引するディーゼル機関車のすべてが所属していた。近年は新型機関車への置き換えが進んでいた。また、貨車の全般検査等を担当する輪西車両所(室蘭市)が当区に統合され、鷲別機関区輪西派出となっていた。当機関区の廃止後は、苗穂車両所輪西派出となった。
所在地
[編集]ただし、タウンページ等の表記では室蘭市宮の森4-22-4(室蘭運輸所の所在地)となっていた。
歴史
[編集]- 1944年(昭和19年)10月18日 - 室蘭機関区鷲別駐泊所開設。
- 1947年(昭和22年)11月1日 - 鷲別機関区として独立。
- 1975年(昭和50年)1月 - 入換蒸気機関車の仕業廃止となり無煙化完了。
- 1987年(昭和62年)4月1日 - 国鉄分割民営化に伴い、JR貨物に継承。
- 1992年(平成4年) - DF200形ディーゼル機関車導入。
- 1999年(平成11年)4月1日 - 車両基地集約により五稜郭機関区のディーゼル機関車全機が当区に転入。
- 2014年(平成26年)8月30日 - 機能を五稜郭機関区に移管し、廃止[1]。
所属車両に表示される略号
[編集]- 「鷲」 - 鷲別を意味する「鷲」から構成される。
所属車両
[編集]以下は、2011年(平成23年)時点の所属車両である[2]。運用区間は、2008年(平成20年)3月15日改正時点のものである[3]。
- DF200形ディーゼル機関車
- 900番台1両、0番台12両、50番台13両、100番台22両、計48両が所属していた。
- 定期列車での運用区間は以下のとおり。
-
DF200形
過去の所属車両
[編集]- DD51形ディーゼル機関車
- 500番台24両が所属していた。定期列車での運用区間は以下のとおり。
- 函館本線:五稜郭 - 長万部間、苗穂 - 札幌貨物ターミナル - 旭川間
- 室蘭本線:長万部 - 苫小牧 - 岩見沢間
- 千歳線:沼ノ端 - 札幌貨物ターミナル間
- 石勝線:南千歳 - 上落合信号場間
- 根室本線:上落合信号場 - 帯広貨物間
- 宗谷本線:旭川 - 北旭川間
- 上記の他、五稜郭駅・苫小牧駅・北旭川駅・帯広駅での入換作業でも使用される。また北海道旅客鉄道(JR北海道)のDD51形に故障が発生時は救援機として当機関区の所属機が旅客用に充当される[4]ことや、五稜郭(函館運輸所) - 苗穂工場間の789系電車・ED79形電気機関車における検査入出場時の回送業務に当機関区の所属機が充当されることがあった。
脚注
[編集]関連項目
[編集]座標: 北緯42度21分57.3秒 東経141度3分18.5秒 / 北緯42.365917度 東経141.055139度