鶴岡トシ
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鶴岡トシ(つるおか トシ、1894年7月11日~1978年8月3日[1])は、昭和期の北海道の教育者。北海道文教大学短期大学部初代学長。
新潟県出身。越後国藩士の家に生まれる。1908年、新潟県立新潟高等女学校(現・新潟県立新潟中央高等学校)卒業。1908年より1917年まで新潟県内の小学校教諭。1912年、帝国女子専門学校(現・相模女子大学)卒業。北海道へ渡り、1917年、成美女学校(現・せいとく介護こども福祉専門学校)専任教諭。1942年6月、北海道女子栄養学校を設立し、校長に。1960年4月、北海道栄養学校校長に就任。1963年4月、北海道栄養短期大学を設立し、初代学長に。1963年12月、学校法人鶴岡学園初代理事長で夫の鶴岡新太郎が急逝し、2代理事長に就任。1965年4月、藤の沢女子高等学校(現・北海道文教大学明清高等学校)3代校長に就任。1970年4月、北海道栄養短期大学附属幼稚園(現・北海道文教大学附属幼稚園)を設立し、初代園長となる。
1983年7月、北海道栄養短期大学構内に鶴岡トシ・鶴岡新太郎の胸像が建立された[3]。
受賞歴
[編集]- 1967年 北海道知事表彰
- 1968年 勲四等瑞宝章
- 1975年 北海道開発功労賞
脚注
[編集]- ^ 日外アソシエーツ編『学校創立者人名事典』(紀伊国屋書店、2007年7月)209頁
- ^ 以下につき、鶴岡学園編『鶴岡学園創立五十周年』(学校法人鶴岡学園、1992年9月)26~190頁。STVラジオ編「鶴岡トシ」『続・ほっかいどう百年物語』(中西出版、2006年)295~304頁。
- ^ 鶴岡トシ先生之像-札幌市南区
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