鶉駅
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鶉駅 | |
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うずら Uzura | |
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所在地 | 北海道空知郡上砂川町字鶉 |
所属事業者 | 北海道旅客鉄道(JR北海道) |
所属路線 | 函館本線(上砂川支線) |
キロ程 | 4.5 km(砂川起点) |
電報略号 | スラ |
駅構造 | 地上駅 |
ホーム | 1面1線 |
開業年月日 | 1948年(昭和23年)12月1日 |
廃止年月日 | 1994年(平成6年)5月16日 |
備考 | 上砂川支線廃線に伴い廃駅 |
鶉駅(うずらえき)は、北海道空知郡上砂川町字鶉にあった北海道旅客鉄道(JR北海道)函館本線(上砂川支線)の駅(廃駅)である。電報略号はスラ。事務管理コードは▲130170[1]。上砂川支線の廃線に伴い1994年(平成6年)5月16日に廃駅となった。
歴史
[編集]昭和21年7月に砂川町(当時は上砂川町成立前)が札幌鉄道管理局に対して上砂川-砂川間の中間駅設置を陳情。土地および建物を三井鉱山が寄付する条件で開設された[2]。
年表
[編集]- 1948年(昭和23年)12月1日:国有鉄道函館本線(上砂川支線)の鶉仮乗降場(局設定)として開業[3]。
- 1953年(昭和28年)10月1日:駅に昇格。鶉駅となる。旅客・荷物取扱い開始[3]。
- 1959年(昭和34年)12月18日:荷物取扱いが一旦廃止[3]。
- 1962年(昭和37年)
- 1984年(昭和59年)
- 1987年(昭和62年)4月1日:国鉄分割民営化によりJR北海道に継承[4]。
- 1994年(平成6年)5月16日:上砂川支線の廃線に伴い廃止となる[4]。
駅名の由来
[編集]当駅の所在する地名より。当地が福井県坂井郡鶉村(現在の福井市鶉)の出身者が中心となって入植・開拓されたことに由来する[5]。
駅構造
[編集]廃止時点で、単式ホーム1面1線を有する地上駅であった。ホームは線路の南側(上砂川方面に向かって右手側)に存在した[5]。
無人駅となっていたが、有人駅時代の木造駅舎が残っていた。駅舎は構内の南西側に位置し、線路よりも高台にありホーム中央部分から階段を上った[6]。晩年は外壁を一部改修の上、使われなくなった事務室部分に喫茶店が入店していた。
利用状況
[編集]駅周辺
[編集]下鶉駅よりさらに山が深まっていた[5]。
- 北海道道115号芦別砂川線
- 上砂川鶉郵便局
- パンケウタシナイ川[5]
- 北海道中央バス「鶉本町」停留所
駅跡
[編集]駅舎がコーヒーハウスとなっていたが、1997年(平成9年)時点では店は廃業していた[7]。2010年(平成22年)時点では外装材と窓の形状が改装された上で[8]喫茶・スナックとなっている[9]。
隣の駅
[編集]脚注
[編集]- ^ 日本国有鉄道営業局総務課 編『停車場一覧 昭和41年3月現在』日本国有鉄道、1966年、217頁。doi:10.11501/1873236 。2022年12月10日閲覧。
- ^ 上砂川町史 昭和63年3月発行 P1519。
- ^ a b c d e f g 上砂川町史 昭和63年3月発行 P1521。
- ^ a b 石野哲(編)『停車場変遷大事典 国鉄・JR編 Ⅱ』JTB、1998年、826頁。ISBN 978-4-533-02980-6。
- ^ a b c d e 書籍『国鉄全線各駅停車1 北海道690駅』(小学館、1983年7月発行)48ページより。
- ^ a b 書籍『JR・私鉄全線各駅停車1 北海道630駅』(小学館、1993年6月発行)59ページより。
- ^ 書籍『鉄道廃線跡を歩くIV』(JTBパブリッシング、1997年12月発行)42-43ページより。
- ^ 書籍『北海道の鉄道廃線跡』(著:本久公洋、北海道新聞社、2011年9月発行)22ページより。
- ^ 書籍『新 鉄道廃線跡を歩く1 北海道・北東北編』(JTBパブリッシング、2010年4月発行)118-119ページより。