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鶉駅

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
鶉駅
うずら
Uzura
下鶉 (0.8 km)
(1.3 km) 東鶉
地図
所在地 北海道空知郡上砂川町字鶉
北緯43度28分57秒 東経141度57分44.6秒 / 北緯43.48250度 東経141.962389度 / 43.48250; 141.962389座標: 北緯43度28分57秒 東経141度57分44.6秒 / 北緯43.48250度 東経141.962389度 / 43.48250; 141.962389
所属事業者 北海道旅客鉄道(JR北海道)
所属路線 函館本線上砂川支線
キロ程 4.5 km(砂川起点)
電報略号 スラ
駅構造 地上駅
ホーム 1面1線
開業年月日 1948年昭和23年)12月1日
廃止年月日 1994年平成6年)5月16日
備考 上砂川支線廃線に伴い廃駅
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1976年の鶉駅と周囲500m範囲。左が砂川方面。国土交通省 国土地理院 地図・空中写真閲覧サービスの空中写真を基に作成

鶉駅(うずらえき)は、北海道空知郡上砂川町字鶉にあった北海道旅客鉄道(JR北海道)函館本線上砂川支線)の廃駅)である。電報略号スラ事務管理コードは▲130170[1]。上砂川支線の廃線に伴い1994年平成6年)5月16日に廃駅となった。

歴史

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昭和21年7月に砂川町(当時は上砂川町成立前)が札幌鉄道管理局に対して上砂川-砂川間の中間駅設置を陳情。土地および建物を三井鉱山が寄付する条件で開設された[2]

年表

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駅名の由来

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当駅の所在する地名より。当地が福井県坂井郡鶉村(現在の福井市)の出身者が中心となって入植・開拓されたことに由来する[5]

駅構造

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廃止時点で、単式ホーム1面1線を有する地上駅であった。ホームは線路の南側(上砂川方面に向かって右手側)に存在した[5]

無人駅となっていたが、有人駅時代の木造駅舎が残っていた。駅舎は構内の南西側に位置し、線路よりも高台にありホーム中央部分から階段を上った[6]。晩年は外壁を一部改修の上、使われなくなった事務室部分に喫茶店が入店していた。

利用状況

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  • 1981年度(昭和56年度)の1日乗降客数は25人[5]
  • 1992年度(平成4年度)の1日乗降客数は6人[6]

駅周辺

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下鶉駅よりさらに山が深まっていた[5]

駅跡

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駅舎がコーヒーハウスとなっていたが、1997年(平成9年)時点では店は廃業していた[7]。2010年(平成22年)時点では外装材と窓の形状が改装された上で[8]喫茶・スナックとなっている[9]

隣の駅

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北海道旅客鉄道(JR北海道)
函館本線(上砂川支線)
下鶉駅 - 鶉駅 - 東鶉駅

脚注

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  1. ^ 日本国有鉄道営業局総務課 編『停車場一覧 昭和41年3月現在』日本国有鉄道、1966年、217頁。doi:10.11501/1873236https://doi.org/10.11501/18732362022年12月10日閲覧 
  2. ^ 上砂川町史 昭和63年3月発行 P1519。
  3. ^ a b c d e f g 上砂川町史 昭和63年3月発行 P1521。
  4. ^ a b 石野哲(編)『停車場変遷大事典 国鉄・JR編 Ⅱ』JTB、1998年、826頁。ISBN 978-4-533-02980-6 
  5. ^ a b c d e 書籍『国鉄全線各駅停車1 北海道690駅』(小学館1983年7月発行)48ページより。
  6. ^ a b 書籍『JR・私鉄全線各駅停車1 北海道630駅』(小学館1993年6月発行)59ページより。
  7. ^ 書籍『鉄道廃線跡を歩くIV』(JTBパブリッシング1997年12月発行)42-43ページより。
  8. ^ 書籍『北海道の鉄道廃線跡』(著:本久公洋、北海道新聞社2011年9月発行)22ページより。
  9. ^ 書籍『新 鉄道廃線跡を歩く1 北海道・北東北編』(JTBパブリッシング2010年4月発行)118-119ページより。

関連項目

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