鴻神社
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鴻神社 | |
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拝殿(2012年7月) | |
所在地 | 埼玉県鴻巣市本宮町1-9 |
位置 | 北緯36度3分47秒 東経139度30分39秒 / 北緯36.06306度 東経139.51083度座標: 北緯36度3分47秒 東経139度30分39秒 / 北緯36.06306度 東経139.51083度 |
主祭神 |
スサノオ ハヤタマノオノミコト ワケイカヅチノミコト |
社格等 | 旧村社 |
創建 | 明治6年(1873年) |
地図 |
鴻神社(こうじんじゃ)は、埼玉県鴻巣市に所在する神社。鴻巣宿の鎮守である。旧社格は村社。毎年12月4日には、境内にて酉の市が開かれることでも知られる。
由緒と沿革
[編集]鴻巣宿の中心にあった氷川社、熊野社、雷電社を明治6年(1873年)に合祀し鴻三社と号したのが始まりである。その後、明治35年(1902年)に、日枝社、東照宮、大花稲荷社、八幡社を合祀して、社号を現在の鴻神社と改めた。当初は市内宮地5丁目にあったが、後に現在地に移転した。なお、旧社地には現在も八幡、稲荷、氷川の三社の祠が残されている。
大本となった三社のうち
- 氷川社は鴻ノ宮氷川大明神または端ノ宮(はじのみや)と言い鴻巣郷総鎮守として広く崇敬を集めた古社である。また「こうのとり伝説」の由来となっている社でもある。
- 熊野社は古くは熊野権現と号した古社だが創建は不明である。近隣の豪族の深井対馬守景吉が永禄4年(1561年)に紀州熊野社を参詣して、その社地の霊土と御神燈を持ち帰り、鴻巣宿の熊野社の社殿の下に霊土を埋めたと伝えられている。
- 雷電社は現在の鴻神社の場所にあり、竹林が多い事から「竹の森雷電社」とも呼ばれた。
コウノトリ伝説
[編集]昔、「樹の神」と言われる大樹があり、人々は「樹の神」の難を逃れるためにお供え物をして祭っていた。これを怠ると必ず祟りが起こり人々は恐れ慄いていた。ある時、一羽のコウノトリが飛来して、この木の枝に巣を作り卵を産み育て始めた。すると大蛇が現れて卵を飲み込もうとした。これに対しコウノトリは果敢に挑みこれを撃退させた。 それから後は「樹の神」が害を成す事は無くなったという。人々は木の傍に社を建て「鴻巣明神」と呼ぶようになり、土地の名も鴻巣と呼ぶようになったと伝えられている。