鳴門市市民会館
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鳴門市市民会館 | |
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情報 | |
正式名称 | 鳴門市市民会館 |
旧名称 | 鳴門市中央公民館 |
完成 | 1961年 |
開館 | 1961年11月 |
閉館 | 2020年[[9月30[1]日]] |
収容人員 | 2000人 |
延床面積 | 2084m² |
用途 | 集会場、スポーツ施設 |
旧用途 | 公民館 |
運営 | 鳴門市 |
所在地 |
〒772-0003 徳島県鳴門市撫養町南浜字東浜170番地 |
位置 | 北緯34度10分22.8秒 東経134度36分32.4秒 / 北緯34.173000度 東経134.609000度座標: 北緯34度10分22.8秒 東経134度36分32.4秒 / 北緯34.173000度 東経134.609000度 |
アクセス | JR鳴門駅下車 |
外部リンク |
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鳴門市市民会館(なるとししみんかいかん)は、徳島県鳴門市撫養町南浜字東浜170番地にある多目的施設。建築家増田友也が鳴門市につくった19の建築のうち、最初の作品。隣接する鳴門市役所本庁舎とともに、日本におけるモダン・ムーブメントの建築に選ばれている。
沿革
[編集]- 1961年(昭和36年)
- 3月末 - 着工。設計は京都大学工学部建築学研究室(増田友也研究室)が担当。工費は5537万円で、うち4900万円は厚生年金保険の還元融資、残りは市費。内容設備は市民外の有志や関係会社の寄付金によって整備される。
- 11月3日 - 落成式。5日までの2日間、舞踊や卓球大会、NHKのラジオ番組公開録音などの開館記念行事が行われた。
- 1962 - 1964年 - ローラースケート場を主体とする運営に。しかし、床の損傷が大きく、2年後にローラースケート場としての使用を停止する。
- 1964年(昭和39年)- 鳴門市中央公民館として位置付けられ、「社会教育法」に則り、営利目的の事業などのイベントが禁止される。
- 1974年(昭和49年)- 市民からの多目的利用の要望の高まりを背景に、中央公民館としての位置付けを廃止。
- 2018年(平成30年)10月22日 - 新市庁舎整備の検討のため、鳴門市が設置した有識者会議(委員長・田中弘之鳴門教育大学副学長)は、市民会館と隣接する現市庁舎を解体し、跡地に新市庁舎を建設する案をまとめた。鳴門市はこれを受け、2020年度の着工を目指す[2]。
- 2021年(令和3年)2月 - 解体作業が終わる[3]。
施設
[編集]- 鉄骨造り一部鉄筋コンクリート造り
- 床面積:2084m2(1階:1500m2 2階:376m2 地下:207m2)
- 集会場・収容人員:2,000人
- バスケットボール:公式1面
- バレーボール:公式1面、略式2面
- バドミントン:公式4面
- 卓球:公式5面、略式10面
脚注
[編集]- ^ 朝日新聞ホームページ
- ^ “「モダニズム建築の名作」 鳴門市本庁舎解体へ 有識者会議、現地建て替え支持”. 徳島新聞. (2018年10月23日) 2020年1月3日閲覧。
- ^ 鳴門市議会議員 橋本国勝のブログ
- ^ “鳴門市市民会館”. 鳴門市. 2020年1月3日閲覧。
参考文献
[編集]- 「鳴門市史現代編1」(1999年)
関連項目
[編集]外部リンク
[編集]- 徳島新聞文化面連載「保存か解体か 鳴門に残る増田建築」(2018年)
- DOCOMOMO Japan
- 鳴門市新庁舎建設基本計画検討委員会の議事録(2018-2019年)
- 未来の鳴門を考える市民会