コンテンツにスキップ

英文维基 | 中文维基 | 日文维基 | 草榴社区

鳳梧洞戦闘

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
鳳梧洞戦闘
朝鮮独立運動
1920年6月6-7日
場所中華民国吉林省汪清県鳳梧洞
結果 朝鮮の勝利
衝突した勢力

大日本帝国の旗 大日本帝国

大韓民国臨時政府の旗 大韓民国臨時政府
指揮官
Yasukawa Jiro
Nihimi Jiro
洪範図
崔振東
李興秀朝鮮語版
安武
Han Gyeong-se
戦力
500 約1,200 ~1,300[1]
被害者数
日本側の記録
1人死亡、2人負傷[2]
朝鮮側の主張
157人死亡、300人負傷[2]
4人死亡、2人負傷[2]

鳳梧洞戦闘(ポンオドンせんとう、ハングル봉오동 전투)は、満洲での大韓独立軍と日本軍第19師団との間の戦闘。1920年6月6-7日に中華民国吉林省汪清県鳳梧洞で起こった。

戦いの発端は6月6日に発生した三屯子戦闘である。この戦闘の前に、日本軍が豆満江を渡り三屯子に侵攻して住民を殺戮したが、この戦闘において独立軍は進行してきた日本軍を殲滅させた。

その後、日本軍は越江追撃大隊を編成して鳳梧洞に侵攻したが、洪範図の大韓独立軍、安武の国民軍、崔振東の都督府軍が迎え撃ち、日本軍に勝利を収めた。

このときの日本軍側の被害は、日本と朝鮮の主張が異なっており、朝鮮側では、死亡者157人、重傷者200人、軽傷者100人であるが、日本側では死亡者1人、負傷者2人となっている。

2020年6月に大統領の文在寅は、鳳梧洞戦闘100周年の式典を開催した[3]

2019年に映画「鳳梧洞戦闘英語版」が公開されている。

出典

[編集]
  1. ^ 윤병석, 《간도역사의 연구》(국학자료원, 2006) 74
  2. ^ a b c ko:“한국 독립운동 양대대첩 청산리-봉오동전투 과장”” (朝鮮語). The Dong-a Ilbo (9 November 2005). 26 February 2023時点のオリジナルよりアーカイブ。26 February 2023閲覧。
  3. ^ Address by President Moon Jae-in on 65th Memorial Day”. Embassy of the Republic of Korea in the Lao People's Democratic Republic (2020年6月6日). 2023年7月10日閲覧。
  • 韓国史事典編纂会・金容権『朝鮮韓国近現代史事典 第4版』日本評論社、2015年、196-197頁。