鳩ヶ湯
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鳩ヶ湯温泉 | |
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温泉情報 | |
所在地 |
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座標 | 北緯36度1分56秒 東経136度40分50.9秒 / 北緯36.03222度 東経136.680806度座標: 北緯36度1分56秒 東経136度40分50.9秒 / 北緯36.03222度 東経136.680806度 |
交通 | 車:中部縦貫自動車道勝原ICから国道158号・福井県道173号上小池勝原線経由で25分 |
泉質 | ナトリウム-塩化物・炭酸水素塩泉 |
泉温(摂氏) | 22.5 °C |
湧出量 | 4L(毎分) |
宿泊施設数 | 1 |
外部リンク | 鳩ヶ湯温泉 |
特記事項 | 2016年9月1日 宿泊再開 |
鳩ヶ湯(はとがゆ)は、福井県大野市上打波(旧国越前国)にある冷鉱泉。若主人が急逝した為、2013年5月に廃業することとなった。1903(明治36)年以来100年の営業に幕を閉じた。2014年7月に岐阜県の機械部品加工会社により建物と土地が買い取られ、2015年5月を目途に営業を再開する予定であった[1]が、2015年2月16日に木造3階建部分が雪の重みで倒壊していることが確認された[2]。 2015年9月20日に日帰り入浴のみで営業を再開[3]、2016年9月1日より宿泊も再開[4]。
泉質
[編集]- ナトリウム炭酸塩泉
- 炭酸水素塩泉
- 給湯口源泉・浴槽循環濾過、加温有
温泉街
[編集]九頭龍渓谷の打波川の山道の終点付近に、日本秘湯を守る会にも属する1軒宿が存在する。日帰り入浴も可能である。例年4月下旬から11月下旬までの営業で、冬季は休業する。
歴史
[編集]山鳩が傷をいやすため、水浴にやってきた所からその名がある。
アクセス
[編集]- 車
- 公共交通
特記事項
[編集]白山国立公園の中に位置する。 北側に両白山地の別山と三ノ峰を望むことができ、赤兎山の登山口がある。刈込池、赤兎山、荒島岳などへのハイキングコースとしてのベースとなっている。また、イワナ、アマゴなどの渓流釣りの基地でもある。
白山神社のカツラ
[編集]鳩ヶ湯温泉へ至る福井県道173号線の途中、大野市下打波にある白山神社に福井県の全樹種最大(幹回り13.9m[5])のカツラの木がある。福井県の天然記念物に指定[6]されており、環境省生物多様性センターの巨木リスト[5]では日本の巨木中第33位、カツラでは第3位である。
脚注
[編集]- ^ 以前の公式ホームページが更新再開され、リンクされた報道機関の記事により経緯を知ることができる。
- ^ “奥越の秘湯「鳩ケ湯」が雪で倒壊 再開向けた改修工事の途中”. 福井新聞 2015年2月19日. 2015年2月24日閲覧。
- ^ “「鳩ケ湯」20日に再開 大野の温泉旅館”. 中日新聞 2015年9月18日. 2015年9月20日閲覧。
- ^ 鳩ヶ湯ホームページより
- ^ a b “第4回基礎調査巨樹・巨木林(全国版)”. 環境省生物多様性センター (1990年). 2015年10月12日閲覧。
- ^ “白山神社のカツラ(天然記念物)”. 福井県. 2015年10月12日閲覧。
参考文献
[編集]- 『ヤマケイアルペンガイド21白山と北陸の山』山と溪谷社、ISBN 4-635-01321-9、p173