鳥越碧
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鳥越 碧 (とりごえ みどり) | |
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誕生 |
1944年5月17日(80歳) 福岡県北九州市 |
職業 | 小説家 |
言語 | 日本語 |
国籍 | 日本 |
最終学歴 | 同志社女子大学学芸学部英文学科(英文学専攻)卒業 |
活動期間 | 1990年 - |
ジャンル | 時代小説 |
主な受賞歴 | 第1回時代小説大賞(1990年) |
デビュー作 | 『雁金屋草紙』(1990年) |
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鳥越 碧(とりごえ みどり、1944年5月17日 - )は、日本の小説家。女性。
人物・来歴
[編集]福岡県北九州市生まれ。1967年、同志社女子大学学芸学部英文学科(英文学専攻)卒業[1][2]。商社勤務を経て、1990年、尾形光琳の生涯を描いた『雁金屋草紙』により、第1回時代小説大賞(株式会社講談社主催)を受賞、小説家デビューを果たす[3]。以降、多数の時代小説を上梓している。横浜市青葉区在住[4]。
2013年10月14日、同志社同窓会の120周年記念講演会で、講演を行い、『めぐり逢い 新島八重回想記』の執筆に関して、「当初は、執筆する意欲があまりなかったが、新島襄と八重が、群馬と会津にいながら、どのように出会ったかを考えたときに興味が湧き、執筆の過程では、襄の熱意に感動した」と語った[5]。
著書
[編集]- 『雁金屋草紙』(1991年1月 講談社 / 1993年9月 講談社文庫)
- 『あがの夕話』(1991年10月 講談社)--金尊楷
- 『後朝 和泉式部日記抄』(1993年10月 講談社 / 1997年9月 講談社文庫)
- 『百恋一首』(1994年4月 講談社)
- 『萌がさね 藤原道長室明子相聞』(1996年8月 講談社 / 2000年9月 講談社文庫)
- 『想ひ草』(2001年4月 講談社)
- 『蔦かずら』(2002年1月 講談社)
- 『衣小夜がたり』(2002年7月 日本放送出版協会)
- 『一葉』(2004年2月 講談社 / 2005年2月 講談社文庫)ー樋口一葉
- 『漱石の妻』(2006年5月 講談社 / 2013年6月 講談社文庫)
- 『兄いもうと』(2007年7月 講談社)
- 【改題】兄いもうと 子規庵日記(2014年8月 講談社文庫)
- 『花筏 谷崎潤一郎・松子 たゆたう記』(2008年11月 講談社 / 2014年12月 講談社文庫)
- 『波枕 おりょう秘抄』(2010年2月 講談社)ー坂本龍馬
- 『建礼門院徳子』(2011年10月 講談社)
- 『めぐり逢い 新島八重回想記』(2012年11月 講談社)
- 『秘恋 日野富子異聞』(2014年12月 講談社)
- 『陶炎 古萩李勺光秘聞』講談社, 2015 李勺光
- 『わが夫(つま)啄木』文藝春秋企画出版部, 2018.1ー石川啄木
脚注
[編集]- ^ OG NOW 卒業生紹介
- ^ 八重の『再生』に挑んで|コラム|新島八重×同志社女子大学
- ^ 時代小説作家 鳥越碧さんが語る!
- ^ “時代小説作家 鳥越碧さんが語る!”. 横浜市立図書館. 2021年4月16日閲覧。
- ^ 襄と八重 熱意に感動 同志社同窓会120周年記念講演会 : 京都新聞