鳥居清春
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鳥居 清春(とりい きよはる、生没年不詳)とは、江戸時代の浮世絵師。
来歴
[編集]初代鳥居清信の門人で作画期は享保の頃とされる。作に肉筆画と漆絵の役者絵がある。なお「流草子清春図之」と落款した「梅下美人図」という肉筆画があると『浮世絵師伝』は記すが、これがこの清春と同一人かどうかは定かではないという。
作品
[編集]- 「つづみ」 細版漆絵
- 「美人立姿図」 紙本着色 ニューオータニ美術館所蔵 ※「鳥居清春畫」の落款、「清春」の白文方印あり
- 「美人図」 肉筆、双福[1][2]
参考文献
[編集]- 吉田暎二編 『浮世絵大成』(第2巻) 東方書院、1931年 ※第197図、第223図、解説13頁
- 井上和雄編 『浮世絵師伝』 渡辺版画店、1931年 ※国立国会図書館デジタルコレクションに本文あり[3]。
- ニューオータニ美術館編 『幻の浮世絵美人たち -大谷コレクション肉筆浮世絵-』 ニューオータニ美術館、1991年 ※37頁、145頁