鯨魂
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鯨魂 | |
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漫画 | |
原作・原案など | 牛次郎 |
作画 | 川本コオ |
出版社 | 実業之日本社 |
掲載誌 | 週刊漫画サンデー |
レーベル | オールコミックス |
発表期間 | 1975年 - 1978年 |
巻数 | 全6巻(単行本) 全10巻(講談社) |
テンプレート - ノート | |
プロジェクト | 漫画 |
ポータル | 漫画 |
『鯨魂』(くじらだましい)は、原作:牛次郎、作画:川本コオによる日本の漫画。
『週刊漫画サンデー』(実業之日本社)にて、1975年から1978年にかけて連載された。金儲けと女に人並み外れたパワーを発揮し「鯨」と称される企業家・銭貫一二三(ぜにつら・ひふみ)を描いた社会派漫画。[独自研究?]
主な登場人物
[編集]- 銭貫一二三
- 主人公[1]。キャバレーやトルコ風呂のチェーン店などを傘下に抱える企業「マリリン」を経営する企業家。ゆでたまごと知恵の輪が大好き。糖尿病で勃たない場合が多いが、勃つとデカい。原作者の牛次郎が勤務していた会社の社長がモデルとなっている[2]。
- 駒子
- 銭貫の前妻だが、籍は抜いていない。銭貫の金で男遊びを繰り返している。
- 芳江
- 銭貫の現妻だが、籍は入れておらず、事実婚の状態にある。律子のピアノの家庭教師とデキてしまった。
- 幸信
- 銭貫と駒子の息子。大学生。駒子に似ているため、銭貫からはあまり愛されていない。
- 律子
- 銭貫と芳江の娘。幼稚園児。美人ではない上に知能的にも劣っているが、銭貫に似ており、溺愛されている。
- 秋子
- 銭貫の愛人。幸信の差し金で、暴走族に凌辱された。
- 城山
- 銭貫の秘書。銭貫にゆでたまごを額にぶつけられる。
- 伊集院英人
- 関都銀行頭取。いかにも上流階級のようなたたずまいから、銭貫はコンプレックスを感じている。
書誌情報
[編集]- 牛次郎(原作)・川本コオ(作画)『鯨魂』実業之日本社〈オールコミックス〉、全6巻
- 牛次郎(作)・川本コオ(画)『鯨魂 金権怪物・銭貫一二三伝』講談社〈KCスペシャル〉、全10巻
- 1985年4月初版発行[9]、ISBN 4-06-101129-4
- 1985年4月初版発行[10]、ISBN 4-06-101130-8
- 1985年5月初版発行、ISBN 4-06-101131-6
- 1985年5月初版発行[11]、ISBN 4-06-101132-4
- 1985年6月初版発行[12]、ISBN 4-06-101133-2
- 1985年6月初版発行[13]、ISBN 4-06-101134-0
- 1985年7月初版発行[14]、ISBN 4-06-101135-9
- 1985年7月初版発行[15]、ISBN 4-06-101136-7
- 1985年8月初版発行[16]、ISBN 4-06-101137-5
- 1985年8月初版発行[17]、ISBN 4-06-101138-3
電子書籍版はKC版を底本としている。[要出典]
出典
[編集]- ^ 牛次郎 1979, p. 38.
- ^ 牛次郎 1979, p. 40.
- ^ “鯨魂 1”. メディア芸術データベース. 2024年2月3日閲覧。
- ^ “鯨魂 2”. メディア芸術データベース. 2024年2月3日閲覧。
- ^ “鯨魂 3”. メディア芸術データベース. 2024年2月3日閲覧。
- ^ “鯨魂 4”. メディア芸術データベース. 2024年2月3日閲覧。
- ^ “鯨魂 5”. メディア芸術データベース. 2024年2月3日閲覧。
- ^ “鯨魂 6”. メディア芸術データベース. 2024年2月3日閲覧。
- ^ “鯨魂 第1集”. メディア芸術データベース. 2024年2月3日閲覧。
- ^ “鯨魂 第2集”. メディア芸術データベース. 2024年2月3日閲覧。
- ^ “鯨魂 第4集”. メディア芸術データベース. 2024年2月3日閲覧。
- ^ “鯨魂 第5集”. メディア芸術データベース. 2024年2月3日閲覧。
- ^ “鯨魂 第6集”. メディア芸術データベース. 2024年2月3日閲覧。
- ^ “鯨魂 第7集”. メディア芸術データベース. 2024年2月3日閲覧。
- ^ “鯨魂 第8集”. メディア芸術データベース. 2024年2月3日閲覧。
- ^ “鯨魂 第9集”. メディア芸術データベース. 2024年2月3日閲覧。
- ^ “鯨魂 第10集”. メディア芸術データベース. 2024年2月3日閲覧。
参考文献
[編集]- 牛次郎『実践! 劇画原作』廣済堂、1979年11月15日。