コンテンツにスキップ

英文维基 | 中文维基 | 日文维基 | 草榴社区

鯨魂

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
鯨魂
漫画
原作・原案など 牛次郎
作画 川本コオ
出版社 実業之日本社
掲載誌 週刊漫画サンデー
レーベル オールコミックス
発表期間 1975年 - 1978年
巻数 全6巻(単行本)
全10巻(講談社)
テンプレート - ノート
プロジェクト 漫画
ポータル 漫画

鯨魂』(くじらだましい)は、原作:牛次郎、作画:川本コオによる日本漫画

週刊漫画サンデー』(実業之日本社)にて、1975年から1978年にかけて連載された。金儲けと女に人並み外れたパワーを発揮し「鯨」と称される企業家・銭貫一二三(ぜにつら・ひふみ)を描いた社会派漫画。[独自研究?]

主な登場人物

[編集]
銭貫一二三
主人公[1]キャバレートルコ風呂のチェーン店などを傘下に抱える企業「マリリン」を経営する企業家。ゆでたまごと知恵の輪が大好き。糖尿病で勃たない場合が多いが、勃つとデカい。原作者の牛次郎が勤務していた会社の社長がモデルとなっている[2]
駒子
銭貫の前妻だが、籍は抜いていない。銭貫の金で男遊びを繰り返している。
芳江
銭貫の現妻だが、籍は入れておらず、事実婚の状態にある。律子のピアノの家庭教師とデキてしまった。
幸信
銭貫と駒子の息子。大学生。駒子に似ているため、銭貫からはあまり愛されていない。
律子
銭貫と芳江の娘。幼稚園児。美人ではない上に知能的にも劣っているが、銭貫に似ており、溺愛されている。
秋子
銭貫の愛人。幸信の差し金で、暴走族に凌辱された。
城山
銭貫の秘書。銭貫にゆでたまごを額にぶつけられる。
伊集院英人
関都銀行頭取。いかにも上流階級のようなたたずまいから、銭貫はコンプレックスを感じている。

書誌情報

[編集]
  • 牛次郎(原作)・川本コオ(作画)『鯨魂』実業之日本社〈オールコミックス〉、全6巻
    1. 「怪物登場す」1976年7月20日初版発行[3]
    2. 「怪物憤怒す」1976年7月20日初版発行[4]
    3. 「怪物挑む!」1976年8月20日初版発行[5]
    4. 「怪物苦悩す」1976年8月20日初版発行[6]
    5. 「怪物暗躍す」1976年10月20日初版発行[7]
    6. 「怪物突撃す」1976年11月20日初版発行[8]
  • 牛次郎(作)・川本コオ(画)『鯨魂 金権怪物・銭貫一二三伝』講談社〈KCスペシャル〉、全10巻
    1. 1985年4月初版発行[9]ISBN 4-06-101129-4
    2. 1985年4月初版発行[10]ISBN 4-06-101130-8
    3. 1985年5月初版発行、ISBN 4-06-101131-6
    4. 1985年5月初版発行[11]ISBN 4-06-101132-4
    5. 1985年6月初版発行[12]ISBN 4-06-101133-2
    6. 1985年6月初版発行[13]ISBN 4-06-101134-0
    7. 1985年7月初版発行[14]ISBN 4-06-101135-9
    8. 1985年7月初版発行[15]ISBN 4-06-101136-7
    9. 1985年8月初版発行[16]ISBN 4-06-101137-5
    10. 1985年8月初版発行[17]ISBN 4-06-101138-3

電子書籍版はKC版を底本としている。[要出典]

出典

[編集]
  1. ^ 牛次郎 1979, p. 38.
  2. ^ 牛次郎 1979, p. 40.
  3. ^ 鯨魂 1”. メディア芸術データベース. 2024年2月3日閲覧。
  4. ^ 鯨魂 2”. メディア芸術データベース. 2024年2月3日閲覧。
  5. ^ 鯨魂 3”. メディア芸術データベース. 2024年2月3日閲覧。
  6. ^ 鯨魂 4”. メディア芸術データベース. 2024年2月3日閲覧。
  7. ^ 鯨魂 5”. メディア芸術データベース. 2024年2月3日閲覧。
  8. ^ 鯨魂 6”. メディア芸術データベース. 2024年2月3日閲覧。
  9. ^ 鯨魂 第1集”. メディア芸術データベース. 2024年2月3日閲覧。
  10. ^ 鯨魂 第2集”. メディア芸術データベース. 2024年2月3日閲覧。
  11. ^ 鯨魂 第4集”. メディア芸術データベース. 2024年2月3日閲覧。
  12. ^ 鯨魂 第5集”. メディア芸術データベース. 2024年2月3日閲覧。
  13. ^ 鯨魂 第6集”. メディア芸術データベース. 2024年2月3日閲覧。
  14. ^ 鯨魂 第7集”. メディア芸術データベース. 2024年2月3日閲覧。
  15. ^ 鯨魂 第8集”. メディア芸術データベース. 2024年2月3日閲覧。
  16. ^ 鯨魂 第9集”. メディア芸術データベース. 2024年2月3日閲覧。
  17. ^ 鯨魂 第10集”. メディア芸術データベース. 2024年2月3日閲覧。

参考文献

[編集]
  • 牛次郎『実践! 劇画原作』廣済堂、1979年11月15日。