鯉渕信也
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鯉渕信也(こいぶち しんや)は日本の自治体職員。元横浜市教育委員会教育長。
来歴
[編集]東京大学経済学部卒業[1]。在学中はキリスト者学生会に関わり、1979年には関東地区実行委員長、1980年卒業生会役員を務めた。 1980年 厚生省に入省。大臣官房政策課調査室で勤務[2]。生活困窮者など社会的弱者の支援を志したが、「国の仕事は抽象度が高かった」と、1983年 横浜市へ転職[3]。福祉局長寿社会課長や福祉局企画経理課長などを経て、2010年4月 こども青少年局長。2015年4月 健康福祉局長。2018年4月1日より横浜市教育委員会教育長。2024年4月横浜市教育長を退任。
日本福音キリスト教会連合十日市場めぐみキリスト教会所属。妻、娘二人もKGKの卒業生であり、KGKに於いては重鎮の扱いであもある。
不祥事
[編集]教員による性犯罪裁判の傍聴妨害
[編集]教育長在任中、市立学校教員による生徒、児童に対する4件の性犯罪事件に対する2019年から2024年までの裁判の11回の公判に大量の職員が動員され、一般の人の傍聴ができないようにしていた。[4]
生徒自殺の重大事態隠蔽
[編集]2020年3月に発生した市立中学校の女子生徒が自殺した事件が2024年3月に発覚。同月に第三者委員会が公表した調査報告書で、学校側が行った基本調査の報告書から、「いじめ」の文言を削除するよう学校に指導していたことが明らかになった。[5]
脚注
[編集]- ^ キリスト者学生会 GNC 2014 一生ものの財産 〜交わり・祈り・みことば〜
- ^ 『厚生 第37巻、第7~12号』厚生行政普及会、1982年発行、57頁
- ^ 横浜の新教育長に就任する鯉渕氏 福祉や医療分野と連携進める考え カナロコ 2018年3月27日 政治・行政
- ^ 横浜市教委 職員裁判傍聴に職員動員 外部弁護士チームで検証 NHK 首都圏NEWS WEB 2024年5月27日
- ^ 横浜市立学校で同級生2人が相次ぎ自殺 1人の遺族は「いじめ」訴え 朝日新聞DIGITAL 2024年4月24日
横浜市教委 裁判に職員動員 市議会で理由や体質ただす声|NHK 首都圏のニュース