鬼ノ仁
表示
きのひとし 鬼ノ仁 | |
---|---|
生誕 |
1969年2月23日(55歳)[1] 日本・青森県 |
職業 | 漫画家、イラストレーター |
ジャンル | 成人向け漫画・青年漫画 |
公式サイト | h_k's HOMEPAGE "ぱんちゅ万歳"-PANCHU BANZAI- |
鬼ノ仁(きのひとし、1969年2月23日[1] - )は、日本の漫画家、イラストレーター。男性[1]。青森県出身。東京デザイナー学院建築デザイン科卒業。主に成人向け漫画を描き、一級建築士で建築設計事務所(意匠)も営んでいたが現在は休業中(2014年に一時再開)。DECファン。
NAS-Oの同人誌に寄稿したのがきっかけで、1999年に『ミスリル』(『コミックライズ』4月号)でデビュー。
2014年に漫画家を一時引退するも、2015年に『僕の麻利恵さん』にて復帰した。同作の単行本にて、引退および復帰の経緯について語られている。
2019年に「鬼ノ仁」名義で再引退し、直後に「魅魑」(MITI)名義で『シニビトガタリ』第1巻(日本文芸社)が刊行され、再デビューした[2]。
著作リスト
[編集]単行本
[編集]「鬼ノ仁」名義
[編集]- 『制服少女』 (2000年8月5日初版発行[3]〈2000年8月19日発売[4]〉、コアマガジン〈ホットミルクコミックシリーズ120〉、ISBN 4-87734-381-4、成人向け)
- 『不純異性交遊』 (2001年5月19日初版発行[5]〈同日発売[4]〉、コアマガジン〈メガストアコミック001〉、ISBN 4-87734-450-0、成人向け)
- 『活線挿抜』 (2003年4月19日初版発行[6]〈2003年8月1日発売[4]〉、コアマガジン〈メガストアコミック013〉、ISBN 4-87734-662-7、成人向け)
- 『肉体関係』 (2003年4月19日初版発行[6]〈2003年8月1日発売[4]〉、コアマガジン〈メガストアコミック014〉、ISBN 4-87734-663-5、成人向け)
- 『鬼ノ箱』 (2003年4月19日初版発行[6]〈同日発売[4]〉、コアマガジン〈メガストアコミック〉、ISBN 4-87734-627-9、成人向け)― 「活線挿抜」と「肉体関係」に小冊子を加えたBOX
- 『近親相姦』 (2004年8月19日初版発行[7]〈同日発売[4]〉、コアマガジン〈メガストアコミック034〉、ISBN 4-87734-753-4、成人向け)
- 『愛情表現』 (2006年11月29日、白泉社〈ジェッツコミックス〉、ISBN 4-592-14277-2) ― 鬼ノ仁短篇集、『ヤングアニマル嵐』『ヤングアニマルあいらんど』『チャンピオンRED』掲載分
- 『個人授業』 (2006年12月19日発売[4]、コアマガジン〈メガストアコミック107〉、ISBN 4-86252-095-2、成人向け)
- 『ラブホいこうよ♥』 (白泉社『ヤングアニマル嵐』連載、〈ジェッツコミックス〉)
- 2007年12月20日、ISBN 978-4-59214-491-5
- 2008年9月29日、ISBN 978-4-59214-492-2
- 2009年6月29日、ISBN 978-4-59214-493-9
- 『お義姉さんと僕。』 (2011年10月25日、ジャイブ『月刊コミックラッシュ』連載、〈CR COMICS DX〉、ISBN 978-4-86176-866-8)
- 『絶対領域』 (2011年10月25日発売[4]、コアマガジン〈メガストアコミック318〉、ISBN 978-4-86436-171-2、成人向け)
- 『紳士淑女』 (2011年10月25日発売[8]、マックス〈ポプリコミック〉、ISBN 978-4-86379-054-4、成人向け)
- 『きみのなか』[9] (2013年9月27日、ワニマガジン〈ワニマガジンコミックススペシャル〉、ISBN 978-4-86269-272-6、成人向け) ― BEST COLLECTION
- 『発情装置』[10] (2013年9月27日、ワニマガジン〈ワニマガジンコミックススペシャル〉、ISBN 978-4-86269-271-9、成人向け)
- 『僕の麻利恵さん』 (2015年12月4日発売[11]、ティーアイネット〈MUJIN COMICS〉、ISBN 978-4-88774-588-9、成人向け)
- 『無限姦通 〜鬼ノ仁ベストセレクション〜』 (2015年12月4日発売[12]、ティーアイネット〈MUJIN COMICS〉、ISBN 978-4-88774-589-6、成人向け) ― 『きみのなか』との内容重複なし
- 『新人女教師 新條優子』 (ティーアイネット〈MUJIN COMICS〉、上下巻、成人向け)
- (上) 2018年7月6日発売[13]、ISBN 978-4-88774-695-4
- (下) 2019年3月1日発売[14]、ISBN 978-4-88774-720-3
- 『一級建築士矩子の設計思考』 (日本文芸社『週刊漫画ゴラク』連載、〈ニチブンコミックス〉)
- 2022年3月9日発売[15]、ISBN 978-4-537-14478-9
- 2023年4月18日発売[16]、ISBN 978-4-537-14633-2
- 2024年4月18日発売[17]、ISBN 978-4-537-14806-0
「魅魑」名義
[編集]- 『シニビトガタリ』 (日本文芸社、既刊3巻+『コミックヘヴン』連載。ホラーアクションだが性的な描写も多い)
- 2019年4月20日(2019年4月8日発売[18])、ISBN 978-4-53713-902-0
- 2019年12月9日発売[19]、ISBN 978-4-53714-176-4
- 2020年11月30日発売[20]、ISBN 978-4-53714-312-6
小説(ジュブナイルポルノ)・書籍イラスト
[編集]- 『綾子 ―陵辱』 (2002年6月1日、著:池かなた、桜桃書房〈OHTOH ZERO NOVELS〉、ISBN 4-7567-2666-6)
- 『左巻キ式ラストリゾート ―ぷにふごEX』 (2004年4月、著:海猫沢めろん、ぴぃちぐみ、イーグルパブリシング〈パンプキンノベルス〉、ISBN 4-86146-003-4)
- 『左巻キ式ラストリゾート』 (2014年6月11日発売[21]、著:海猫沢めろん、星海社文庫、ISBN 978-4-06-138970-0)―加筆修正し、改題のうえ文庫化したもの。
- 『Wish ―テニス部の果実』 (2004年4月15日初版発行[22]〈同日発売[23]〉、著:北都凛、フランス書院〈美少女文庫〉、ISBN 4-8296-5725-1)
- 『Will ―薔薇のお嬢様』 (2005年7月15日発売[24]、著:北都凛、フランス書院〈美少女文庫〉、ISBN 4-8296-5756-1)
- 『Pia キャロットへようこそ!!3 ―海辺の秋物語』 (2009年3月25日、著:舞田朗、コアマガジン〈G-type NOVELS 15〉、ISBN 978-4-86252-549-9)
- 『お嬢様は白いのがお好き!?』 (2009年7月20日〈2009年7月16日発売[25]〉、著:鷹羽シン、フランス書院〈美少女文庫えすかれ〉、ISBN 978-4-8296-5891-8)
- 『お嬢様は白いのがトコトンお好き!?』 (2010年4月20日〈2010年4月16日発売[26]〉、著:鷹羽シン、フランス書院〈美少女文庫えすかれ〉、ISBN 978-4-8296-5925-0)
- 『アヘ顔見ないで! 先生はクールな退魔士』 (2010年7月20日〈2010年7月16日発売[27]〉、著:鷹羽シン、フランス書院〈美少女文庫えすかれ〉、ISBN 978-4-8296-5938-0)
- 『一級建築士矩子と考える危ないデザイン』(2024年4月2日〈2024年4月12日発売〉、著:浅野祐一、編集:日経クロスティック、日経BP、ISBN 978-4-2962-0463-2)
その他
[編集]- F.L.O.W.E.R
- ORE TO NENE NO SEX NIKKI.
- ORE TO MANAKA NO SEX NIKKI.
- おとうさんといっしょ 1~4
- X BLOOD 1~3
アニメ化された作品
[編集]- 『制服処女』 (監督:むらかみてるあき)
- 『個人授業』
- 『学園姉妹』
脚注
[編集]出典
[編集]- ^ a b c “プロフィール”. 鬼ノ仁. 2022年3月5日閲覧。
- ^ 新宿ロフトプラスワンの2019年3月5月イベント告知「鬼ノ仁の今までと終わり、魅魑の始まり」(2019年6月22日閲覧)および『シニビトガタリ』第1巻末尾のあとがき、書誌情報。
- ^ “うっかり単行本出してしまいました。”. 鬼ノ仁. 2022年3月5日閲覧。
- ^ a b c d e f g h “[ 鬼ノ仁 ] : コアマガジンWeb”. コアマガジン. 2022年3月5日閲覧。
- ^ “単行本弐号。”. 鬼ノ仁. 2022年3月5日閲覧。
- ^ a b c “単行本三号&四号+Alpha。”. 鬼ノ仁. 2022年3月5日閲覧。
- ^ “単行本五号機”. 鬼ノ仁. 2022年3月5日閲覧。
- ^ “紳士淑女 - マックス”. ウェイバックマシン. 2022年6月9日閲覧。
- ^ “きみのなか【鬼ノ仁 BEST COLLECTION】”. ワニマガジン社. 2022年3月5日閲覧。
- ^ “発情装置”. ワニマガジン社. 2022年3月5日閲覧。
- ^ “僕の麻利恵さん”. MUJIN Official. 2022年3月5日閲覧。
- ^ “無限姦通 ~鬼ノ仁ベストセレクション~”. MUJIN Official. 2022年3月5日閲覧。
- ^ “新人女教師 新條優子(上)”. MUJIN Official. 2022年3月5日閲覧。
- ^ “新人女教師 新條優子(下)”. MUJIN Official. 2022年3月5日閲覧。
- ^ “一級建築士矩子の設計思考”. 日本文芸社. 2022年6月9日閲覧。
- ^ “一級建築士矩子の設計思考 2”. 日本文芸社. 2023年4月18日閲覧。
- ^ “一級建築士矩子の設計思考 3”. 日本文芸社. 2024年4月18日閲覧。
- ^ “シニビトガタリ 1”. 日本文芸社. 2022年3月5日閲覧。
- ^ “シニビトガタリ 2”. 日本文芸社. 2022年3月5日閲覧。
- ^ “シニビトガタリ 3(完)”. 日本文芸社. 2022年3月5日閲覧。
- ^ “『左巻キ式ラストリゾート』(海猫沢 めろん,鬼ノ仁):星海社文庫”. 講談社. 2022年3月5日閲覧。
- ^ “小説のお仕事2題”. 鬼ノ仁. 2022年3月5日閲覧。
- ^ “Wish テニス部の果実”. 美少女文庫. 2022年3月5日閲覧。
- ^ “Will 薔薇のお嬢様”. 美少女文庫. 2022年3月5日閲覧。
- ^ “お嬢様は白いのがお好き!?”. 美少女文庫. 2022年3月5日閲覧。
- ^ “お嬢様は白いのがトコトンお好き!?”. 美少女文庫. 2022年3月5日閲覧。
- ^ “アヘ顔見ないで! 先生はクールな退魔士”. 美少女文庫. 2022年3月5日閲覧。
関連項目
[編集]外部リンク
[編集]- 鬼ノ仁 (@oninojin) - X(旧Twitter)
- h_k's HOMEPAGE "ぱんちゅ万歳"-PANCHU BANZAI- 本人HP
- 鬼ノ仁インタビュー - えろまんがけんきゅう(仮)
- 一級建築士で元R18マンガ家が「若き女性建築士」の活躍描く作品が重版 作者明かす「わかりやすさ」の意識 - J-CAST ニュース