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鬱岳

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
鬱岳(欝岳)
滝上町第3区から望む鬱岳
標高 818.3 m
所在地 日本の旗 日本 北海道
紋別市
紋別郡興部町
紋別郡西興部村
紋別郡滝上町
位置 北緯44度17分30秒 東経143度04分57秒 / 北緯44.29167度 東経143.08250度 / 44.29167; 143.08250 (鬱岳)
山系 北見山地
プロジェクト 山
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鬱岳(うつだけ)もしくは欝岳(うつだけ)またはウッツ岳(ウッツだけ)は、北海道紋別市紋別郡興部町紋別郡西興部村紋別郡滝上町の4市町村にまたがる標高818.3メートルの山[1]。山頂には一等三角点「欝岳」が設置されている[2]

概要

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北見山地を構成する一峰で[2]、山体は4市町村にまたぐが[1]、山頂自体は興部町と滝上町の2町界にある。独立峰で裾野は斜里岳羊蹄山などに匹敵する大きな山体であり、標高は低いが山頂からは大雪山系オホーツク海などを望むことができる時もある。山名は「鬱」と「欝」の2通り存在し、人によってどちらを使うか分かれるが、地形図では両方とも使用されている。山名の由来は鬱岳東側を流れる渚滑川支流のウツツ川であり[1]、かつては「ウツツ岳」と記載されていたが、「ウツツ」の由来に関しては諸説ある[注釈 1]

登山

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登山道は存在しない。主なルートは、八号の沢川沿いの林道、もしくは於達辺川沿いの林道を進む。これらの林道は途中で車両通行止めとなる。両林道が合流した後の標高約400メートル程で於達辺川に到着し、そこから入渓して登山する。林道からは標高差約400メートル、距離1キロメートル余と長くはないが、沢登り藪漕ぎを強いられる。そのため一般向けの山ではない。

脚注

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注釈

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  1. ^ 北海道は、アイヌ語で「あばら骨・川」を意味する「ウッ・ナイ」が由来であるとする説を紹介している[3]

出典

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