髙柳邦夫
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髙柳 邦夫(たかやなぎ くにお、1947年2月20日 - ) は、日本の物理学者。東京工業大学栄誉教授。日本学士院賞受賞。紫綬褒章受章。アメリカ物理学会フェロー。
人物・経歴
[編集]東京都文京区出身[1]。1969年東京工業大学理学部物理学科卒業。1971年東京工業大学大学院理工学研究科修士課程修了。1972年東京工業大学大学院理工学研究科博士課程中退、東京工業大学理学部助手。
1976年東京工業大学理学博士[2]。1977年フリッツ・ハーバー研究所リサーチフェロー[3]。1981年東京工業大学理学部助教授。1989年東京工業大学大学院理工学研究科教授。1994年東京工業大学大学院総合理工学研究科教授。2001年東京工業大学大学院理工学研究科教授[2]。2006年日本表面科学会会長。2007年日本顕微鏡学会会長[4]。2012年東京工業大学大学院理工学研究科教授任期満了退任、東京工業大学大学院理工学研究科特任教授、東京工業大学名誉教授、東京工業大学栄誉教授。2015年東京工業大学大学院理工学研究科特任教授退任。
元国際顕微鏡学会連合(IFSM)理事。アメリカ物理学会(APS)フェロー、応用物理学会フェロー、日本表面科学会名誉会員、日本顕微鏡学会名誉会員[5]。
著書
[編集]受賞
[編集]- 日本電子顕微鏡学会瀬藤賞 1981[2]
- 日本結晶学会賞 1982[2]
- 応用物理学会賞 1987[2]
- 仁科記念賞 1987[2]
- 国際表面構造学会賞 1999[2]
- 韓国真空学会賞 1999[2]
- 日本表面科学会賞 2001[2]
- 真空科学・技術・応用国際連合賞 2001[2]
- 東レ科学技術賞 2002[6]
- 紫綬褒章 2003[5][7]
- Grade Langmuir Award 2004[6]
- 江崎玲於奈賞 2008[4]
- 日本学士院賞 2012[4]
- 東京工業大学栄誉教授 2012[5]
- 瑞宝中綬章 2020[8][5]
脚注
[編集]- ^ 日本学士院賞授賞の決定について日本学士院
- ^ a b c d e f g h i j 「財団法人 東レ科学振興会 第42回 事業報告書(平成13年度)Toray Science Foundation ANNUAL REPORT 200」 財団法人 東レ科学振興会
- ^ 「基礎から学ぶ力学 : 小野昱郎 |」 HMV&BOOKS online ...
- ^ a b c 森田清三, 東京工業大学大学院 高柳邦夫教授」『表面科学』 2012年 33巻 4号 p.190, 日本表面科学会, doi:10.1380/jsssj.33.190
- ^ a b c d 「髙柳邦夫栄誉教授が令和2年春の叙勲を受章」東京工業大学
- ^ a b 高柳 邦夫 タカヤナギ クニオ (TAKAYANAGI KUNIO)researchmap
- ^ “平成15年秋の褒章受章者 神奈川県” (PDF). 内閣府. p. 2 (2003年11月3日). 2004年2月15日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年7月11日閲覧。
- ^ 横山崇, 東京工業大学 高柳邦夫栄誉教授 日本表面科学会元会長」『表面と真空』 2020年 63巻 8号 p.398, 日本表面真空学会, doi:10.1380/vss.63.398
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