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高間大介

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
たかまだいすけ
高間大介
本名 高間大介
職業 映像プロデューサー
活動期間 1984年 -
活動内容 NHKの番組製作
書籍版製作
主な作品
地球大進化〜46億年・人類への旅
受賞
ジュール・ヴェヌル映像祭 2005年最優秀科学アドベンチャー賞
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高間 大介(たかま だいすけ、1960年 - )は、日本放送協会に所属するディレクター、映像プロデューサー。『NHKスペシャル』枠をはじめとする科学教養番組を多く手掛けている。また、番組に関連した書籍の著作も担っている。

経歴

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1960年生まれ。東京大学文学部を卒業後[1]、1984年に日本放送協会に入局する。NHK岡山放送局に勤務した後、スペシャル番組部などに異動する。この頃生活情報番組ためしてガッテン』のディレクターを担当し、教養番組サイエンスアイ』のチーフ・プロデューサーを務める[2]。2004年にはヒトの先祖の進化を題材とするNHKスペシャル『地球大進化〜46億年・人類への旅』のプロデューサーを担当し、2005年には連動する科学読本『46億年 わたしたちの長き旅』をNHK出版から出版[3]。同年に『地球大進化〜46億年・人類への旅』はジュール・ヴェルヌ映像祭最優秀科学アドベンチャー賞を受賞した[4]

2006年までにNHK制作局科学環境番組チーフ・プロデューサーに就任[2]。その後2010年時点ではNHK大型企画開発センターのチーフ・プロデューサーに就任している[5]。2006年と2010年にはディレクターの植田和貴と共にそれぞれNHK「恐竜」プロジェクトとNHK「ポスト恐竜」プロジェクトのそれぞれ中核をなし、『恐竜vsほ乳類』と『恐竜絶滅 ほ乳類の戦い』を製作し、それぞれの書籍版をダイヤモンド社から出版した[2][5]

2012年のNHKスペシャル『ヒューマン なぜ人間になれたのか』で生命史から人類を俯瞰したことを受け、次に細胞レベルで人類を内側から見る番組および書籍版の製作を決める。『人体 ミクロの大冒険』の書籍版の原稿の締め切りは2014年1月31日であり、間に合わせるために年末年始も多忙だったという[6]

テーマ

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テレビ番組の中には必ず見たことのない映像があると語り、"知の巨人"とも形容される専門家以外の一般人でも映像の力で探究活動に参加できると主張している。より多くの人々が映像や書籍を通して知的活動に加わることを期待している[7]

作品

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映像作品

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NHKスペシャル

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NHKスペシャル以外

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書籍

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NHKのプロジェクト全体が著者の扱いとなっているものを除く。

出典

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  1. ^ 46億年 わたしたちの長き旅―地球大進化と人類のゆくえ”. 紀伊国屋書店. 2020年8月7日閲覧。
  2. ^ a b c d e 恐竜VSほ乳類”. ダイヤモンド社. 2020年8月7日閲覧。
  3. ^ 46億年 わたしたちの長き旅”. NHK出版. 2020年8月7日閲覧。
  4. ^ 地球大進化”. 山陽レジン工業株式会社 (2015年10月30日). 2020年8月7日閲覧。
  5. ^ a b c 恐竜絶滅”. ダイヤモンド社. 2020年8月7日閲覧。
  6. ^ 高間大介 (2014年3月29日). “NHKスペシャル『人体 ミクロの大冒険』エグゼクティブプロデューサー・高間大介氏インタビュー【前編】”. cakes. 2020年6月8日閲覧。
  7. ^ 高間大介 (2014年4月5日). “NHKスペシャル『人体 ミクロの大冒険』エグゼクティブプロデューサー・高間大介氏インタビュー【後編】”. cakes. 2020年8月7日閲覧。
  8. ^ a b c アスコム:徹底対談「生命40億年史」進化の「謎」を探れ!”. アスコム. 2020年8月7日閲覧。
  9. ^ だから、男と女はすれ違う”. ダイヤモンド社. 2020年8月7日閲覧。
  10. ^ 人間はどこから来たのか、どこへ行くのか”. KADOKAWA. 2020年8月7日閲覧。
  11. ^ 人体 ミクロの大冒険 ビジュアル版”. NHK出版. 2020年8月7日閲覧。