高等学校卒業程度認定審査
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この記事は特に記述がない限り、日本国内の法令について解説しています。また最新の法令改正を反映していない場合があります。 |
高等学校卒業程度認定審査 | |
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略称 | 高卒認定審査 |
実施国 | 日本 |
資格種類 | 国家資格 |
分野 | 教育 |
認定団体 | 文部科学省 |
認定開始年月日 | 2022年4月 |
根拠法令 |
学校教育法 学校教育法施行規則 高等学校卒業程度認定審査規則 |
公式サイト | 文部科学省 |
ウィキプロジェクト 資格 ウィキポータル 資格 |
高等学校卒業程度認定審査(こうとうがっこうそつぎょうていどにんていしんさ)は高等学校卒業程度認定審査規則(令和4年文部科学省令第18号)に基づき大学への飛び級入学者に対し、文部科学大臣が高等学校を卒業した者と同等以上の学力を認定する制度である。2022年4月に創設された[1]。
審査
[編集]規則には審査は少なくとも年1回行いその日程はインターネットの利用その他の適切な方法により公示されると定められているが、毎年6月と12月の年2回実施される[2][3]。審査は審査委員会の意見を聞き審査基準に基づいて文部科学大臣が行う[3]。
出願資格
[編集]合格者
[編集]審査に合格した者を認定審査合格者とする。ただし、審査に合格した者が18歳未満の場合18歳になってから合格者になる[5]。この制度は高卒認定試験と同じである。合格者(18歳未満を含む)には合格証が授与される[6]。合格者は大学入学資格を満たす。高校コードは54000Fである[7]。
設立経緯と趣旨
[編集]飛び入学者は、高等学校等を中途退学して大学へ入学することとなっており、大学入学後に大学を中途退学するなどして進路変更をしようとするとき、当該学生は高等学校等卒業の扱いとならず、就職や資格試験等の受験において困難が生じるとともに、飛び入学制度の活用が促進されない一因となっていた。高等学校卒業程度認定審査の合格者を大学入学資格を有する者に加えることで、高等学校卒業と同等の法的地位を与えるものである[8][9][10]。
実施結果
[編集]年度 | 前後期 | 出願者 | 合格者 | 脚注 |
---|---|---|---|---|
2022年度 | 9人 | 9人 | [11] | |
2023年度 | 前期 | 3人 | 3人 | [12] |
後期 | 応募なし | [13] | ||
2024年度 | 前期 | 応募なし | [13] |
脚注
[編集]- ^ “令和4年度高等学校卒業程度認定審査の実施結果:文部科学省”. 文部科学省ホームページ. 2023年4月6日閲覧。
- ^ 高等学校卒業程度認定審査規則第二条
- ^ a b c 高等学校卒業程度認定審査実施要綱 (PDF, 107KB) -文部科学省
- ^ 高等学校卒業程度認定審査規則第三条
- ^ 高等学校卒業程度認定審査規則第六条
- ^ 高等学校卒業程度認定審査規則第七条
- ^ 高等学校等コード表 P.75 - 大学入試センター
- ^ 高等学校卒業程度認定審査規則の施行について(通知) (PDF, 1.1MB) -文部科学省
- ^ “飛び入学者対象、高等学校卒業程度認定審査…11/4まで出願受付”. リセマム. 2023年4月6日閲覧。
- ^ “大学への「飛び入学」の懸念解消、高校卒業資格を付与する初審査で9人合格”. 読売新聞オンライン (2023年1月31日). 2023年4月6日閲覧。
- ^ “令和4年度高等学校卒業程度認定審査の実施結果”. 文部科学省. 2024年8月9日閲覧。
- ^ “令和5年度高等学校卒業程度認定審査(前期)の実施結果”. 文部科学省. 2024年8月9日閲覧。
- ^ a b “報道発表一覧:文部科学省”. 文部科学省ホームページ. 2024年8月9日閲覧。
関連項目
[編集]外部リンク
[編集]- 高等学校卒業程度認定審査
- 高等学校卒業程度認定審査規則 - e-Gov法令検索
- 高等学校卒業程度認定審査実施要綱 (PDF, 107KB) -文部科学省