高磯山
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高磯山 | |
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標高 | 611 m |
所在地 |
日本 徳島県那賀郡那賀町 |
高磯山の位置 | |
ウィキデータ項目に座標がありません | |
プロジェクト 山 |
高磯山(たかいそやま)は、徳島県那賀郡那賀町に位置する山である。標高は611m。
地理
[編集]旧上那賀町大戸にある山。長安口ダムを挟んで春野集落の対岸、荒谷の東に位置する[1]。
明治25年の高磯山崩壊
[編集]→「明治25年の台風 § 山岳崩壊」も参照
この山の歴史については1892年(明治25年)7月25日の崩壊が特筆される[2]。同年7月22日から3日間で、700から1,000mm内外の降雨があり、7月25日の午前11時頃から大音響を伴って崩壊。10数戸、60余人が埋没した。流出土砂は那賀川をせき止め天然ダムを形成した[1]。
甚水は毎時0.6mずつ上昇し、同日午後4時に決壊した。被災は上流の浮上流失家屋150戸余。また、下流の旧鷲敷町の被害は大きく、流失家屋81、全壊家屋29、半壊62、浸水32、水死3名。その他の地域の流失家屋は、大戸約30、水崎6、旧相生町川口12、阿南市深瀬町数戸。阿南市の旧中野島村の浸水100余戸などである。崩壊は高磯山の山頂近くにまで及び、長さ500m、幅300m、厚さ20mにわたり、総領430万00m、幅300m、厚さ20mにわたり、総領430万m3に達した[1]。
脚注
[編集]- ^ a b c 『角川日本地名大辞典 36 徳島県』(1986年 ISBN 4040013603)
- ^ “明治25年の高磯山崩壊”. 四国災害アーカイブス. 2021年11月7日閲覧。