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高知県知事公邸

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
高知県知事公邸
情報
設計者 村野藤吾
管理運営 高知県
構造形式 RC造銅板葺き(主屋・車庫)
鉄骨造銅板葺き(車寄・土庇)
建築面積 275.70 m² [1]
階数 1
竣工 1963年(昭和38年)3月31日[1]
所在地 780-0862
高知県高知市鷹匠町二丁目2番6号
座標 北緯33度33分21.9秒 東経133度31分49.9秒 / 北緯33.556083度 東経133.530528度 / 33.556083; 133.530528 (高知県知事公邸)座標: 北緯33度33分21.9秒 東経133度31分49.9秒 / 北緯33.556083度 東経133.530528度 / 33.556083; 133.530528 (高知県知事公邸)
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高知県知事公邸(こうちけんちじこうてい)は、高知県高知市鷹匠町二丁目に所在する、高知県の知事公邸

高知県庁舎にほど近い場所に位置し、同一の敷地の東部分を「公邸」、西側を「私邸」が占める。公邸と私邸は渡り廊下で繋がっている[1]

1963年(昭和38年)3月竣工。設計者は村野藤吾数寄屋建築を現代の材料と技法を用いて実現する様式である[1]。建物を雁行配置とするなど[1][2]桂離宮の写しとされる手法が随所に見られる[2]。また、公邸には南面および北面に庭がある[1]

公邸・私邸ともに外回りの南面には、竹縁と土庇(どびさし)が設けられており、和風の空間を構成している[1]。また、屋根の意匠も工夫が凝らされており[1]、箕甲(みのこう)屋根の形状を採用[2]、それを支える鉄骨の柱はヒノキでくるむ手法を採っている[2]。「村野藤吾のデザインエッセンスが感じられる名建築」との評価がある[2]

脚注

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出典

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  1. ^ a b c d e f g h 知事公邸の紹介”. 高知県. 2020年3月26日閲覧。
  2. ^ a b c d e 清水裕且. “四国支部 四国88か所 建築巡礼について” (pdf). 公益財団法人日本建築家協会. 2020年3月26日閲覧。