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高武公美

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

高武 公美(こうたけ まさよし、1884年明治17年)12月5日[1] - 1943年昭和18年)5月3日[1])は、朝鮮総督府官僚福岡市助役玄洋社社員[2]

経歴

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福岡県宗像郡在自村(現在の福津市)出身[1]。1904年(明治37年)、福岡県立中学修猷館[3]、1906年(明治39年)、第五高等学校独法科を経て[4][5]1910年(明治43年)、東京帝国大学法科大学法律学科(独法)を卒業し[6]貴族院嘱託となった。1911年(明治44年)11月、文官高等試験行政科試験に合格[5]奈良県属、朝鮮総督府試補、同事務官全羅南道財務部長、平安南道財務部長、専売局事業課長、同庶務課長、平壌専売局長、大邱専売局長、中枢院書記官忠清南道内務部長、江原道内務部長を歴任した。1932年(昭和7年)に退官。

その後、1933年(昭和8年)から1939年(昭和14年)まで福岡市助役を務めた。

脚注

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  1. ^ a b c 宗像郡誌 1944, pp. 710–711.
  2. ^ 石瀧豊美『玄洋社・封印された実像』海鳥社、2010年、玄洋社社員名簿34頁。
  3. ^ 『修猷館同窓会名簿 修猷館235年記念』(修猷館同窓会、2020年)同窓会員5頁
  4. ^ 『第五高等学校一覧(自昭和11年至昭和12年)』(第五高等学校編、1936年)213頁
  5. ^ a b 『日本官僚制総合事典1868-2000』第2版、200頁。
  6. ^ 『東京帝国大学一覧(從大正7年至大正8年)』(東京帝国大学、1919年)學士及卒業生姓名98頁

参考文献

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  • 伊東尾四郎編『宗像郡誌 上編』1944年。 
  • 秦郁彦編『日本官僚制総合事典1868-2000』第2版、東京大学出版会、2007年。