高橋純子 (ジャーナリスト)
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たかはし じゅんこ 高橋 純子 | |
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生誕 | 日本 福岡県 |
職業 | 新聞記者 |
活動期間 | 1999年 - |
高橋 純子(たかはし じゅんこ、1971年 - )は、朝日新聞編集委員・論説委員。
来歴
[編集]1971年福岡県古賀市生まれ。福岡教育大学卒業。1993年に朝日新聞入社。鹿児島支局、西部本社社会部、月刊「論座」編集部(休刊)、オピニオン編集部、論説委員、政治部次長を経て編集委員・論説委員を兼任[1]。
複数の筆者が担当する政治面のコラム「政治断簡」を担当。政治部次長時代に高橋が書いたコラムは、反安倍政権の姿勢を貫き、「だまってトイレをつまらせろ」[2]、「スケベはスケベを呼ぶ」[3]等と書き物議を醸し、読者から「下品な」、「中学生みたいな文章を書くな」、「朝日新聞も落ち目」[4]との批判も受けたという[5][6]。
発言・行動
[編集]朝日新聞阪神支局襲撃事件から30年の2017年5月3日、言論の自由をテーマにした神戸朝日ホールで行われた集会でパネリストとして参加し [7]、
「政治家がメディアを選別して情報を流すようになっているが、(権力に)対峙する姿勢を示し、信頼を獲得することが大事」
と述べた。
平和安全法制を野党が「戦争法案」と批判したことに対して安倍晋三が「無責任なレッテル貼り」と喝破したことに対して[8]。
「政治はある意味、言葉の奪い合い。とりわけ、安倍政権下では。『レッテル貼りだ』なんてレッテル貼りにひるむ必要はない。さあ、奪いに行きましょう。堂々と貼りにいきましょう」
安倍政権の振る舞いや政策を正面から論じても読者はピンとこない。(中略)欺瞞を正面から論破するのは難しい。だから「なんか嫌だ」「どっか気持ち悪い」などといった自分のモヤモヤした感情をなんとか言葉にして読者に伝えないと、権力に対峙したことにならないんじゃないかと思うんです。
著書
[編集]単著
[編集]- 『仕方ない帝国』(河出書房新社、2017年、ISBN 978-4309248295)
脚注
[編集]- ^ 『仕方ない帝国』著者について
- ^ “(政治断簡)だまってトイレをつまらせろ 政治部次長・高橋純子”. 朝日新聞. (2016年2月28日)
- ^ “(政治断簡)私にもスケベ心はありますが 政治部次長・高橋純子”. 朝日新聞. (2017年3月19日) 2018年2月11日閲覧。
- ^ 降旗学 (2016年3月12日). “政治コラム「だまってトイレをつまらせろ」でわかる朝日新聞の落日”. ダイアモンド・オンライン. オリジナルの2016年3月15日時点におけるアーカイブ。 2018年12月18日閲覧。
- ^ “岡崎 武志・評『スティール・キス』『澁澤龍彦 ドラコニアの地平』ほか”. 毎日新聞. (2017年11月21日) 2018年2月11日閲覧。
- ^ “「だまってトイレをつまらせろ」で結局何が言いたいのか? 「朝日新聞」政治コラムにチリ紙1枚の価値もない!”. デイリー新潮. (2016年3月10日) 2018年2月11日閲覧。
- ^ “池上彰さんら新聞の役割討議 阪神支局襲撃30年”. 神戸新聞. (2017年5月3日) 2018年2月11日閲覧。
- ^ “「エビデンス?ねーよそんなもん」”. 日刊ゲンダイ. (2017年11月26日) 2018年2月11日閲覧。
- ^ “朝日新聞・高橋純子氏 「安倍政権の気持ち悪さ伝えたい」”. 日刊ゲンダイ. (2017年12月25日) 2018年2月11日閲覧。