高橋梵仙
表示
高橋 梵仙(たかはし ぼんせん、1904年11月2日[1] - 1987年6月19日[1][2])は、日本の僧侶、歴史学者。
経歴
[編集]岩手県生まれ[1]。大東文化大学教授。真言宗智山派金剛寺住職、大東文化大学名誉教授[1]。日本経済史、社会経済史、人口史専攻[3]。1960年「近世諸藩の人口と人口増加政策」により、専修大学から経済学博士の学位を授与される[4]。また、1961年には「かくし念仏の歴史と教義・教団組織とに関する一研究」により東洋大学から文学博士の学位を授与される[5]。
著書
[編集]- 『堕胎・間引きの研究』中央社会事業協会社会事業研究所,1936年(非売品),復刻版が1981年に第一書房から発刊[6]
- 高橋梵仙『日本人口史之研究 第1巻』三友社、1941年。[7]
- 高橋梵仙『日本人口史之研究 第2巻』日本学術振興会、1955年。ASIN B000JB4FXS。[8]
- 高橋梵仙『日本人口史之研究 第3巻』日本学術振興会、1962年。ASIN B000JBI4F8。[9]
- 高橋梵仙『かくし念仏考』日本学術振興会、1956年、605頁。ASIN B000JAZKUQ。[10]
訳書
[編集]脚注
[編集]- ^ a b c d 日本歴史学会 1999
- ^ 「高橋梵仙氏死去」毎日新聞1987年6月20日、東京朝刊、p.27
- ^ 長沢実導、高橋梵仙著, 「かくし念仏考 第一」, 大正大学教授, 日本学術振興会発行, 昭和三一年三月, 一一〇〇円 『智山学報』 1957年 6巻 p.71-72, doi:10.18963/chisangakuho.6.0_71
- ^ “書誌事項(CiNii Dissertations)”. 国立情報学研究所. 2017年9月25日閲覧。
- ^ 「かくし念仏の歴史と教義・教団組織とに関する一研究」、東洋大学 博士論文、NAID 500000322308、2017年9月25日閲覧。
- ^ 武士層における育子手当支給の諸相 - 立命館大学 32/38 (PDF)
- ^ 書誌情報 - Googleブックス
- ^ 日本人口史之研究〈第2〉(1955年)
- ^ 日本人口史之研究〈第3〉(1962年)
- ^ かくし念仏考 第1 - 国立国会図書館サーチ
- ^ 西洋社会事業史- 国立国会図書館サーチ
参考文献
[編集]- 日本歴史学会 編「高橋梵仙」『日本史研究者辞典』吉川弘文館、1999年、193頁。ISBN 4642036865。