高橋夢大
個人情報 | |
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国籍 | 日本 |
生誕 | 2001年11月30日(23歳) 静岡県焼津市 |
身長 | 165 cm (5 ft 5 in) |
スポーツ | |
競技 | 男子レスリング・フリースタイル |
種目 | 79kg級 |
高橋 夢大(たかはし ゆうだい、2001年11月30日 – )は、静岡県焼津市出身の男子レスリング選手である。階級は79kg級。京都府立網野高等学校出身。弟の高橋海大もレスリング選手[1]。
経歴
[編集]幼少期
[編集]2001年に静岡県焼津市に生まれた。レスリングを始めたのは5歳頃であり、幼少期は焼津市ジュニアレスリングクラブで練習した。小学4年時に全国少年少女レスリング選手権大会で優勝するも、それ以降、全国大会ではあまり良い結果が出せなかった。小学生の頃からよく合宿などに参加していた。京都府立網野高等学校に進学。
全国大会での活躍
[編集]高校1年生の時には全国高等学校総合体育大会レスリング競技大会(全国高校総体)で5位となり、また全国グレコローマン選手権大会で5位となった。全国大会で結果を残し始めたのは高校2年生の全国高等学校選抜レスリング大会からであり、高校の全国大会で決勝まで上がった(準優勝)のはこの大会が初めてだった。2018年夏の全国高校総体では優勝という結果を残せた。その後の国民体育大会レスリング競技でも優勝し、一気に全国にその名を轟かせた。2018年の全日本レスリング選手権大会(天皇杯)では3位に入賞し、さらに注目が集まることとなった。だが、2019年の全国高等学校選抜レスリング大会では決勝で敗北し2位。次なる大会のJOCジュニアオリンピックカップ(ジュニアの部)では、大学生も参加する中、優勝。決勝ではフォールという結果で優勝することができた。その後のインターハイ、国体も危なげなく優勝した。
全日本での功績
[編集]2018年の全日本選手権で3位に入賞した次の大会の全日本選抜レスリング選手権大会(明治杯)ではフリースタイル79kg級で優勝。大会史上初めての高校生王者に輝いた。17歳6ヶ月15日でのチャンピオンは史上初だった。この大会でレスリング世界選手権への出場権利を獲得した。高校生が世界選手権に出場するのは30年ぶり2回目だという。京都府や焼津市でも表彰を受けた。
2024年に三恵海運の所属となると、U-23世界選手権86㎏級で3位になった。弟は74kg級で優勝したため、兄弟でのメダル獲得となった[1][2]。
成績
[編集]高校全国大会
[編集]- 2017年インターハイFS/84kg級 5位
- 2017年全国高校生グレコローマン選手権GR/84kg級 5位
- 2018年全国高校選抜大会FS/84kg級 2位
- 2018年JOCジュニアオリンピックカップ(カデット)FS/80kg級 2位
- 2018年インターハイFS/80kg級 優勝
- 2018年国民体育大会(少年)FS/80kg級 優勝
- 2019年JOCジュニアオリンピックカップ(ジュニア)FS/80kg級 優勝
- 2019年インターハイFS/80kg級 優勝
- 2019年国民体育大会FS/80kg級 優勝
国際大会
[編集]- 2018年アジア・カデット選手権FS/80kg級 3位
- 2019年世界ジュニア選手権FS/79kg級 8位
- 2019年世界選手権FS/79kg級 22位
- 2019年U23世界選手権FS/79kg級 12位
全日本大会
[編集]- 2018年天皇杯(男子フリースタイル)FS/79kg級 3位
- 2019年明治杯(男子フリースタイル)FS/79kg級 優勝
- 2019年天皇杯(男子フリースタイル)FS/79kg級 2位
脚注
[編集]- ^ a b 髙橋海大(日体大)が優勝、夢大(三恵海運)は銅…2024年U23世界選手権
- ^ 高橋海大が優勝 U23世界選手権/レスリング 日刊スポーツ 2024年10月27日
参考文献
[編集]- “男子レスリング史上初の高校生王者 フリー79キロ級・高橋”. 京都新聞. 2020年5月16日閲覧。
- “世界レスリング、奥井4位 男子74キロ級で五輪出…”. 日本経済新聞 電子版. 2020年5月16日閲覧。
- “<レスリング>高橋夢大(京都・網野高)が男子初の高校生王者に前進…2019年明治杯全日本選抜選手権・第1日”. ニュースコレクト. 2020年5月16日閲覧。
- “30年ぶり、高校生で世界レスリング出場 高橋さん(焼津出身)”. @S[アットエス]. 2020年5月16日閲覧。
- “髙橋夢大 | JWF WRESTLERS DATABASE : 日本レスリング協会 選手&大会データベース”. db.japan-wrestling.jp. 2020年5月16日閲覧。