高橋哲夫 (観光学者)
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高橋 哲夫(たかはし てつお、1951年1月27日[1] - )は、日本の観光学研究者、文化学園大学教授。日本航空出身で、取締役を務めたほか[2]、関連会社の社長職などを歴任した。
経歴
[編集]1974年に一橋大学法学部を卒業して、日本航空に入社し、ワシントンD.C.やニューヨーク駐在を含め、航空会社の実務を幅広く経験した[3]。
2005年、日本航空インターナショナル取締役兼日本航空ジャパン取締役となり[1]、空港サービスを担当した[2]。2006年には、当時の新町敏行社長らに退任を要求する「クーデター劇」を起こした4人の取締役のひとりとなり[2]、その事態収拾の中で、取締役を退任した[4]。その後は、2006年にジャルロイヤルケータリング社長、2008年にジャルパック社長となり[1]、さらに独立行政法人国際観光振興機構 (JNTO) 監事などを歴任し、2010年に文化学園大学現代文化学部教授となった[3]。
脚注
[編集]- ^ a b c “ジャルパック、次期社長にジャルロイヤルケータリング社長の高橋哲夫氏”. トラベルビジョン (2008年3月14日). 2015年8月15日閲覧。
- ^ a b c “JAL、内紛と困難な経営改革で視界ゼロ”. 日経BP社 (2008年9月17日). 2015年8月15日閲覧。 “2月10日、新町敏行社長、羽根田勝夫副社長、西塚英和専務ら3人の代表取締役に対し、国際線運航会社「JALインターナショナル」の役員4人が、辞任を要求した。... 4人とは、... 、空港サービス担当の高橋哲夫取締役である。”
- ^ a b “現代文化学系”. 文化学園大学. 2015年8月15日閲覧。 - ページ内の氏名をクリックすると表示されるプロフィールによる。
- ^ “JAL内紛、痛み分け人事で決着”. 日刊スポーツ. (2006年3月2日) 2015年8月15日閲覧. "クーデター劇は、子会社「日本航空インターナショナル」の4役員らによる日航経営陣への退任要求から始まった。...今回、...「4人組」では高橋哲夫、大村裕康の両取締役が退き、..."
外部リンク
[編集]- トップインタビュー:ジャルパック代表取締役社長の高橋哲夫氏 - 2008年7月9日