高橋其三
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高橋 其三(たかはし きぞう、1878年(明治11年)12月13日[1] - 1934年(昭和9年)11月23日[1])は、日本の宮内官僚。判事、検事。宮中顧問官。
経歴
[編集]長野県上伊那郡高遠町(現在の伊那市)出身。旧高遠藩士・山崎就正の次男に生まれ、のち高橋佐次郎の養子となる。1904年(明治37年)、東京帝国大学法科大学独法科を卒業。司法官試補となり、東京区裁判所検事代理、東京地方裁判所検事、東京区裁判所検事、東京地方裁判所判事、横浜区裁判所判事、横浜地方裁判所判事、東京地方裁判所判事、東京控訴院判事を歴任。1913年(大正2年)、帝室会計審査官に転じ、帝室会計審査局主事、宮内事務官、内匠寮経理課長、宮内書記官、帝室林野局次長を歴任した。1930年(昭和5年)より宮中顧問官・久邇宮別当を務めた。
脚注
[編集]- ^ a b 「故別当宮中顧問官高橋其三叙勲ノ件」 アジア歴史資料センター Ref.A10113132200
参考文献
[編集]- 「20世紀日本人名事典」 日外アソシエーツ 2004年
- 「故別当宮中顧問官高橋其三叙勲ノ件」 アジア歴史資料センター Ref.A10113132200