高橋伸彰 (経済学者)
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高橋 伸彰(たかはし のぶあき、1953年7月31日 - )は、日本の経済学者。立命館大学国際関係学部教授。専門は、日本経済論、経済政策。北海道三笠市出身。
来歴・人物
[編集]北海道札幌南高等学校では外岡秀俊、久間十義と同期。早稲田大学政治経済学部卒業後、日本開発銀行入行。日本経済研究センター経済分析部エコノミスト、通商産業大臣官房企画室主任研究官、日本開発銀行設備投資研究所主任研究員などを経て、1999年より立命館大学国際関係学部教授。武蔵大学教授の高橋徳行は実弟。
日本開発銀行時代の先輩に竹中平蔵がおり、竹中の最初の著書『研究開発と設備投資の経済学 経済活力を支えるメカニズム』には高橋の作成したグラフが無断使用されていたという[1]。
経歴
[編集]- 2006/04-2008/03 朝日新聞書評委員会委員
- 2002/09- 財務行政モニター(近畿財務局)
- 2011/02-2013/03 全国知事会第十次自治制度研究会委員
- 2014/04-2016/03 全国知事会第十一次自治制度研究会委員
著書
[編集]単著
[編集]- 『数字に問う日本の豊かさ 政府の論理と国民の実感』(1996年、中央公論社[中公新書])
- 『優しい経済学 ゼロ成長を豊かに生きる』(2003年、筑摩書房[ちくま新書])
- 『少子高齢化の死角 本当の危機とは何か』(2005年、ミネルヴァ書房)
- 『グローバル化と日本の課題』(2005年、岩波書店)
- 『ケインズはこう言った 混迷日本を古典で斬る』(2012年、NHK出版新書)
共著
[編集]- 『設備投資と日本経済 変貌の実証分析と今後の展望』(1984年、東洋経済新報社)共著:国則守生
- 『ポスト新自由主義 民主主義の地平を広げる』(2009年、七つ森書館)共著:山口二郎、片山善博、柄谷行人、上野千鶴子、金子勝
- 『脱成長の地域再生』(2010年、NTT出版)共著:神野直彦ほか
- 『アベノミクスは何をもたらすか』(2013年、岩波書店)共著:水野和夫
脚注
[編集]- ^ “竹中平蔵氏、処女作出版時に「共同研究独り占め」騒動を起こしていた(佐々木 実) @gendai_biz”. 現代ビジネス. 2022年7月27日閲覧。
外部リンク
[編集]- 高橋伸彰 (@EcoTakahashi) - X(旧Twitter)