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高木貞敬

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

高木 貞敬(たかぎ さだゆき、1919年大正8年)3月19日[1] - 1997年平成9年)10月11日)は、日本の神経生理学者

京都府京都市生まれ[1]。1944年東京帝国大学医学部卒。1952年「後索後根標品に見られる遲電位」で東大医学博士。東大医学部講師、1954年群馬大学医学部生理学科教授。1954年から1957年までイリノイ大学、1964年から1965年までミシガン大学に留学した[1]。1983年定年退官、名誉教授。1997年、膵臓癌のため死去[1]

1976年『記憶のメカニズム』で毎日出版文化賞受賞。1983年紫綬褒章、1989年勲二等瑞宝章を受章[1]

著書

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  • 『嗅覚の話』岩波新書、1974
  • 『記憶のメカニズム』岩波新書、1976
  • 『子育ての大脳生理学』朝日新聞社、1980、のち選書
  • Human olfaction 東京大学出版会、1989
  • 『脳を育てる』岩波新書、1996

共編著

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翻訳

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  • ラスムッセン『主要神経路』医学書院、1961
  • ロバート・バートン『ニオイの世界 動物のコミュニケーション』群馬大学医学部嗅覚研究グループ共訳、紀伊國屋書店、1978

脚注

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  1. ^ a b c d e 『現代物故者事典 1997~1999』(日外アソシエーツ、2000年)p.334

参考

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  • 「高木貞敬先生を偲んで」小野田法彦 日本味と匂学会誌、1998-04