高塚謙太郎
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高塚 謙太郎(たかつか けんたろう、1974年 - )は、日本の詩人。詩誌「Aa」主宰。日本現代詩人会会員[1]。
ブラジル・サンパウロ生まれ。大阪府柏原市在住[2]。2011年、『現代詩手帖』の「詩誌月評」を1年間担当した。 2013年『カメリアジャポニカ』にて第18回中原中也賞最終候補・第4回(2012年度)鮎川信夫賞最終候補、2015年『ハポン絹莢』にて第20回中原中也賞最終候補となる。 2020年、5作目となる詩集「量」が第70回H氏賞を受賞した[3]。
受賞
[編集]- 2020年 - 第70回H氏賞(『量』にて)
著書
[編集]単著
[編集]- 詩集『さよならニッポン』思潮社、2009年。ISBN 978-4-7837-3166-5
- 詩集『カメリアジャポニカ』思潮社、2012年。ISBN 978-4783733393 ※思潮社オンデマンド[注釈 1]
- 詩集『ハポン絹莢』思潮社、2014年。ISBN 978-4-7837-3429-1 ※思潮社オンデマンド
- 詩集『sound & color』七月堂、2016年。ISBN 978-4-87944-254-3
- 詩集『量』七月堂、2019年。ISBN 978-4-87944-380-9
- 『量』(新装版)七月堂、2022年。ISBN 978-4-87944-487-5
- 散文集『詩については、人は沈黙しなければならない』七月堂、2023年。ISBN 978-4-87944-520-9
- 詩集『哥不』ヰ層楽器、2024年。
アンソロジー
[編集]- (及川俊哉・松本秀文・山田亮太)『詩篇八例』私家版、2014年。
- (及川俊哉・松本秀文・山田亮太)『一篇の詩を三人がそれぞれ修正する四通りのケース」私家版、2014年。
- (及川俊哉・松本秀文・山田亮太)『男4人が互いをキャラクタライズして書いたBL詩』(河野聡子・そらしといろ:ゲスト・イラスト)私家版、2015年。
- 『現代詩100周年』(企画・制作:TOLTA)TOLTA、2015年。ISBN 978-4-9907057-1-8
- (奥間埜乃・河野聡子・山田亮太)『詩集 亜亜工業』TOLTA、2023年。
その他
[編集]- (楽譜)『さようならのように:女声合唱とピアノのための』(髙塚謙太郎:詩、信長貴富:作曲)音楽之友社、2022年[注釈 2][4]。ISBN 978-4-276-55853-3
脚注
[編集]注釈
[編集]出典
[編集]- ^ "会員情報(新会員の顔(2021.1.21.:第6回理事会承認))."日本現代詩人会公式サイト. 2024年4月27日閲覧。
- ^ “現代詩のH氏賞に高塚謙太郎さんの「量」” (jp). Mainichi Daily News. (2020年9月12日) 2020年10月6日閲覧。
- ^ “H氏賞に高塚謙太郎さん:時事ドットコム”. 時事ドットコム. 2020年9月13日閲覧。
- ^ "資料詳細."国立国会図書館サーチ. 2024年4月28日閲覧。